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寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
万が一海外でパスポートを紛失した場合の被害を軽減するための事前準備について。
海外でパスポートを紛失((((;゜Д゜)))))))
幸い私自身は経験ありませんが、もしなくしたらたらそりゃ大変だよね・・・ということで、一応そうなった場合に備えできる限りの予防策をとってます。
日本人のパスポートが直接スリなどに狙われる・・・ということは少ないと思いますが、鞄と一緒にもって行かれたとか、どこかに置き忘れた・・・などは十分に可能性としてあり得る話ですよね。
パスポートを紛失したことがないので「実体験としての記事」ではありませんが、自分なりに色々と調べ、備忘録も兼ねて情報を纏めました。
海外でパスポートなくしたらどうなる?
当然ですがそのままでは日本に戻ることができなくなります。また、国を跨ぐような移動も原則不可。
なので、海外旅行の予定など全て変更するなどして、先ずは在外公館(大使館や総領事館)に行ってパスポート再発行などの手続をする必要があります。
また、EUなど国家間の自由な移動が認められている地域においても、国を越える際にはパスポートの確認が行われるケースが増えています。その際にパスポートを持っていないと「無券旅行者」となり身柄を拘束される可能性もあるようです。
必要となる手続
海外でパスポートをなくしてしまった場合は、2つのパターンを選択できます。
「パスポートの再発行」と「渡航書による帰国」の2パターン
「パスポート」再発行する場合 | 「渡航書」で帰国する場合 | |
手続 | 紛失届+パスポートの新規発給 | 紛失届+渡航書の発行 |
必要となるもの | 現地警察への届出等
戸籍謄本(抄本) 写真(縦45ミリ✕横35ミリ)2枚 |
現地警察への届出等
戸籍謄本(抄本)又は日本国籍を証明できるもの 写真(縦45ミリ✕横35ミリ)2枚 帰国日程等が確認できる書類(航空券など) |
期間 | 申請してから即日~2日程度 | 申請してから約1週間 |
渡航書はパスポートとは異なり、「日本に帰国するためだけ」に使える書類。なので、そのまま旅行を続けて他の国を周遊するようなことはできません。
「パスポートの再発行」又は「渡航書」のどちらを選択するにしても、パスポートの「紛失届」を提出する必要があるので現地警察への届出等(警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書等)が必要になります。簡単に言うと「ポリスレポート」ですね。
写真2枚のうち1枚は紛失届のため、もう1枚はパスポート又は渡航書発行のために必要となります。
戸籍謄本(抄本)は原本(発行後6ヵ月以内のもの)が必要となります。
渡航書の場合は、戸籍謄本(抄本)の代わりに「日本国籍を証明できるもの」でも代用可能・・・運転免許書,本籍地が記載された住民票など(未確認ですがマイナンバーカードや保険証でもOKかも)
「渡航証」は、帰国日の前日又は前々日にしか発行してもらえないので、それを証明するために日本に戻る航空券等が必要となります。
「渡航書」で帰国する場合、出発後に日本以外の国で乗り継ぐ際に「VISA」が必要となる国も存在するので注意が必要です(例えば米国)。
「紛失届」を提出すると、その後にパスポートを発見してもそのパスポートは使用できません。なので十分に確認してから提出する必要があります。
いずれを選択するかは一長一短
「渡航書」のメリットは何と言っても発行されるまでの日数が少なくて済むという点。ただし、上にも書いたように、帰国日の前日又は前々日にならないと発行してもらえないので、発行にあたってはその辺りを考慮する必要があります。
「パスポートの再発行」を選択すれば、その後の旅程にも特に制限はかかりませんが、発行まで約1週間を要するという点が大きなデメリット(T-T)
また、これらの手続は「大使館」又は「総領事館」まで出向く必要があるため、パスポートを紛失した場所から大使館等までの移動時間も考慮しなければなりません。
損失を最小限に抑える事前準備
「戸籍謄本(抄本)の原本」を1枚持っていると、パスポート再発行がかなり楽になります。
パスポートの再発行には約1週間を要すると上で書いてますが、この「1週間」というのはあくまでも申請手続を行ってから必要となる期間。
パスポートの再発行には「戸籍謄本(抄本)の原本」が必要になりますが、これを発行できるので原則として本籍地の市区町村のみ。
即ち、
- 日本にいる家族に代理発行してもらい海外まで送ってもらう
- 海外から郵送等で手続を行う
といった手順を踏む必要があり、戸籍謄本(抄本)が手元に届くまでに相当の手間と時間を要することに(T-T)
考えただけででゾッとしませんか?
その間は身動きとれないわけですから、戸籍謄本(抄本)の到着を待っている間のホテル代や食費もかなりの額となるでしょう。
写真などは現地でなんとでもできますが、戸籍謄本(抄本)だけはどうしようもない・・・なので、
戸籍謄本(抄本)を1枚持っておく!
これさえ1枚持っていれば、パスポートの再発行であっても直ぐに手続を進めることができます。もちろん渡航書の手続にだって使えるので持っていて無駄にはなりません。
「6ヵ月以内に発行したもの」である必要があるので半年毎に取り直さなければならず、この点が確かに面倒ではありますが、万が一のときのことを考えると「持っててよかった!」と必ず思えるはず。
もちろん私も海外旅行の際は携行するようにしています。
ついでに45ミリ✕35ミリのパスポート用写真も2枚持っておけば更に安心ですね!
戸籍謄本(抄本)をパスポートと一緒に紛失してしまっては元も子もないので、別の場所に保管するようにしましょう!
まとめ
海外でパスポートを紛失した場合に備え、「戸籍謄本(抄本)」の原本を1枚携行しておくと便利!
ただし、発行後6ヵ月以内のものである必要がある。
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)