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寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
2020年12月16日発表された「ANAプレミアムステータス獲得チャレンジ2021」について。
いよいよANAもステータス獲得のための特別条件を提示してきました!
JALは、既存のステータス保持者に対してステータス達成基準のハードルを下げる(下駄を履かせる)という方法でしたが、ANAの場合は既存ステータス保持者に限らず誰でも利用できる形で「異なる切り口からのハードル」を設定してきました。
ざっくりで言うと
「ANAカードの決済額に応じてステータスポイントの基準を下げた」
というもの。
建前は2021年限定のようになってますが、反響を見ながら通常のステータス条件に反映していきたいという目論見があるように思えますね。
そう遠くない将来に、スタータスを維持するための条件としても「ANAカードの決済額」は入ってくるんじゃないかと予想してます。
本来のステータス獲得条件は変わらず・・・
今回のANAプレミアムステータス獲得チャレンジの条件は、従来からの獲得条件が変更されたものではありません。従来からの獲得条件はそのままに、それとは別口の獲得条件が一時的に「新設」されたイメージです。
【従来からの獲得条件】
ステータス | プレミアムポイント |
ダイヤモンド | 100,000PP(内ANAグループ便50,000PP以上) |
プラチナ | 50,000PP(内ANAグループ便25,000PP以上) |
ブロンズ | 30,000PP(内ANAグループ便15,000PP以上) |
「ANAグルーブ便」及び「スターアライアンス便」に有償で搭乗することによって得られる、年間プレミアムポイントの累積によってのみ獲得基準が設定されていました。
ただし、半分は「ANAグループ便」への搭乗で貯める必要があります。
【獲得チャレンジ2021】
このような獲得条件となってます。
「プレミアムポイント」+「ANAサービスの利用」+「ANAカード決済額」
この3つの組み合わせ。
ただし、獲得チャレンジでの「プレミアムポイント」は、ANAグループ便だけが対象です。この点は注意が必要ですね。
一番上の「ダイヤモンド+MORE」と「ブロンズ」は基本的には無視して良いと思います。
「ダイヤモンド+MORE」は、スカイコインの交換倍率2倍や家族一人にダイヤモンドステータスプレゼントといった凄い特典が頂けますが、獲得条件のハードルが異常と言えるレベルなので現実的ではありません。特に国際線を自由に飛べない今、国内線だけで15万PPを貯めるのは至難の技かと思います。
また、「ブロンズ」はあってもなくてもそう大きく影響がないステータスなので考える必要なし(スカイコインへの交換レートが最大1.7倍になることくらい)。
そう考えると、今回の獲得チャレンジで意味が出てくるのは赤枠で囲った「ダイヤモンド」と「プラチナ」となります。
通常「ダイヤモンド」の達成に必要な10万PPが、条件に応じて最少5万PPへと半減してます。
また「プラチナ」の達成に必要な5万PPが、3万PPへと40%ダウンしてます。
国際線でPPを稼ぐ事がなかなか難しい今の状況を考えると、これは非常に有難いわけです\(^o^)/
対象サービスは全部で11種類
条件の1つとなっている「対象サービス」ですが、全部で11種類
個人的には、
『7つ利用するのは以外と簡単』
だと思います。
11の対象サービスと、利用しやすさ(個人的な見解です)を表にしてみました。
対象サービス | 利用し易さ |
ANAのふるさと納税 | △ |
ANAの保険 | ✕ |
住まいde MILE | ✕ |
ANA STORE @SKY 国際線機内販売 |
〇 |
空港内店舗 (空港売店・空港免税店) |
〇 |
ANAショッピング A-style | 〇 |
ANAトラベラーズ | 〇 |
ANAマイレージモール | △ |
ANAカードマイルプラス | 〇 |
ANAマイレージクラブ モバイルプラス | ✕ |
マイルが貯まる その他加盟店 | 〇 |
私の普段の生活を前提にすると、6つは既に利用しています。
〇は現状で既に利用しているサービス、△は利用しようと思えばできそうなサービス、✕はわざわざこのために利用しようとは思わないサービス
そんな観点から〇△✕を付けてみました。人それぞれだと思いますが、それほどハードルが高いというわけではない点は同じ感覚じゃないかと・・・
決済額のハードルがやっぱり高い(T-T)
・・・で、結局のところ一番ハードルが高いのが「ANAカード(ANAPay含む)の決済額」の要件となります。
これは人によって捉え方様々だと思うので、良い悪い高い低いは言及し難いですが、
1つ言えることは、
『このハードルが存在する事によってステータス獲得者がウジャウジャ湧いてくる』
ことを防止してくれると思ってます。
個人的には嬉しいハードルです。
600万だと月50万円になるので、これをクリアできる人はある程度限られてくる(高収入の方、自営業者、副業で仕入れ転売しているような人など)と思いますが、ANAはそういう決済余力のある人を明らかに狙っているのでしょう。ビジネス需要が低迷するいま、決済余力のある個人を取り込みたいという意図が見え隠れしているように思えます。
ビジネス的には良い戦略に思えます!
一番はやっぱり600万決済のダイヤ
これも極めて個人的な見解ですが、ダイヤモンドのステータスを5万PPだけで達成できるのはこの上ない魅力です。
今回のチャレンジ条件で一番輝いて見えるのが
「5万PP」+「7サービス」+「600万決済」
個人的にはこれ一択ですね(^_^)v
2021年3月末までは、割引運賃でも変更手続が無料でできますし、株主優待券も1枚1,000を切る価格で購入できる今、かなりチャレンジしやすい環境が整っています。
また、2021年はJALステータスの方がクリアし易い感じなので、そちらに流れる方も多いはず。
・・・と言うことは、チャレンジ達成によりステータスが発動する2022年4月以降、ANAダイヤモンド会員はかなり減少し、特典航空券の取りやすさなど有利な状況が生まれてくるんじゃないかと睨んでます。
早く達成しても事前サービスはナシ
そうそう、従来からのステータス基準の場合、条件を達成すればその時点から「事前サービス」が始まります。
この点獲得チャレンジ2021の場合はどうなってるのか明確に書いてなかったので、ANAマイレージデスクに問い合わせてみましたが、
『事前サービスはありません』
とのことでした。
いくら早く条件を達成してもステータスの発動は2022年4月~ということらしいです。
逆にじっくりのんびり1年かけて狙えますね!
獲得チャレンジ2021でダイヤ狙いの方が5万PP達成すれば、その時点から「プラチナ事前サービス」はスタートします!
参加登録が必須です!
ANAプレミアムステータス獲得チャレンジ2021は、参加登録が必須となってます。
チャレンジされる方はこちらから参加登録しておきましょう!
まとめ
「ANAプレミアムステータス獲得チャレンジ2021」
個人的には非常に嬉しいタイミングで出てきました\(^o^)/
ちょうどダイヤ返り咲きを狙っていた矢先なのでありがたい限りです(^_^)
私は既にダイヤ獲得へのチャレンジ(5万PP+7サービス+600万)を決めたので、それに向けて準備を進めています。
来年コロナの影響がどのようになるか全く未知ではありますが、動けるフィールドの中で動けるだけ動いて楽しむぞというスタンスですね。
決済額を積み上げることができる立場の方なら今回のチャレンジ条件は悪くないです。
また、ANAアメックスゴールドを発行したことがない方なら、このカードの入会キャンペーンでもらえる大量マイルをスカイコインに代えて修行に費用に充てれば、持ち出し金額はかなり抑えることもできる筈。
獲得チャレンジの決済要件とも重なるので効率的だし・・・
前向きに考えてみても面白いのではないでしょうか!(^_^)
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公式サイト→ ANAプレミアムステータス獲得チャレンジ2021
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)