ようこそブログにお越し下さいました。
寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
リッツカールトン京都に宿泊したら絶対に体験して欲しい「アートツアー」について。ほんと~に超オススメです!
リッツカールトン京都には「アートツアー」なるものがあります。公式サイトにも、
客室はもとより館内の随所には、源氏物語をイメージした約400点もの美術作品を設えています。私たちと共に館内を巡り、粋を凝らしたアートに触れ、在りし日の雅な美の世界へとタイムスリップしませんか。アートを愛でる全てのお客様におすすめしたいアクティビティです。
と書いてある。
担当者と一緒に1時間程度かけて館内をゆっくり巡りながら詳しい説明を受けることができるという贅沢なアクティビティ。しかも無料\(^o^)/
偶然体験する機会に恵まれたので皆さんにもオススメしたく、記事として残しておこうと思います!
ふとした朝食時の会話から始まった・・・
遅めの朝食を食べ終え、食後にお願いした「アイスコーヒーブラック」を飲んでいると、
『本日は生憎の雨ですが、どこかにお出かけのご予定ですか?』・・・とお膳を下げに来たスタッフの方。
恥ずかしいくらいに出掛ける用事が無かったので、なんて応えようかと思ってたところにふと「アートツアー」の事を思い出して聞いてみた。
『そういえばアートツアーを体験してみたいのですが、さすがに今日の今日で空いてたりしませんよね?』
直ぐさま確認しますとスタッフの方。全く期待せずにコーヒーを飲んでいるとブレザーを着た別の方が現れました。
アートツアーのアクティビティを担当している方らしく、本日分の予約は全て埋まっているとのこと・・・
あ~ぁやっぱり・・・と思って諦めかけていたところ、「今日はアートツアーを担当する日ではありませんが、私が都合の付く時間で宜しければご案内差し上げますが如何でしょうか?」・・・とのこと。
ズッポリ予定が空いている私を神様は見捨ててなかった・・・ということで二つ返事でお願いしましたww
その後部屋に戻って待っていると電話が入り、「今からお迎えに上がります」とのこと。
なんと部屋まで迎えに来てくれました。
いざツアースタート!
スタートはチェックインするフロントのあたりから・・・
ここですね
部屋でチェックイン手続をするケースもあったりしますが、基本はここかと。
日吉屋の京和傘を使ったシェードその1
スタートはこれ
ライトのシェードです。本物の京和傘を上下組合わせるようにして作られているとのこと
かなり大きなサイズなので、実際に傘として持つと重そうですw
ですがいかにも「京都」という雰囲気の意匠で、このホテルのフロントにぴったりのシェードですよね。
月の光
そのシェード奥の壁面にキラキラ光ってるのが次のアート作品
「月の光」 作:三嶋りつ恵
竹をモチーフとしてガラスで作られています。
よ~くみると一本一本の筒部分には細かな模様が刻まれています。ぜひ現地で近づいてご覧下さい。
筒の中の黒光りしている部分はメタリックに輝いていて、確か「銀」を使ってこのように表現されているという説明だったような・・・うろ覚えですみません(^_^;)
日吉屋の京和傘を使ったシェードその2
今度は同じ場所で振り返ると見えるこちら
地下一階からの吹き抜け部分に架けられているこちら
シェードというよりシャンデリアと表現すべきでしょうか?
こちらも日吉屋さんの作品
京和傘の「柄」の部分に使う材料で構成されています。
真下から見るとこんな感じ
地下一階に降りて、遠目からみても非常に存在感がありますね!
風に揺れたりすれば、また違った印象で素敵に見えるんじゃないかと思いますが、室内なので揺れることは無さそうです。
九重桜
作:菅原健彦
常照皇寺というお寺にある「桜」が描かれているそうです。
金箔の上に墨で描かれていますが、単なる墨ではなくて、墨の中に「貝殻を砕いた粉」を混ぜて描かれているとのこと。
確かにこの盛り上がり感は普通じゃないし、よ~く見ると地味に白く光る小さな粒のようなものが見てとれます。
組子細工
作:株式会社タニハタ
組子細工はホテル内のあちこちに仕込まれているので、ここ一箇所・・・というわけではありません。
上の写真はどこだったかの天井面に仕込まれていたもの(エレベーターだったかも)。
釘や接着材を一切使わず、木の形状の組合せだけで構造が成立しているところがマジ凄いです!
※一部天井面に設置されている作品には、接着材的な目的で「お米」が使われている箇所もあるらしいです。
場所によって少しつづ模様が違ったりしてるので、ぜひ色々な場所の組子細工を探してみて下さい!
PixCell-Biwa(ピクセルビワ)
作:名和晃平
もう見て分かるとおりの琵琶法師もビックリのガラス玉いっぱいのブッツブツの琵琶
ホテルに入って直ぐのところに置かれているので気付かない人は居ないはず
平常時はこんな感じに見えますが、
フラッシュなど強い光を正面から当てるとその反射作用によってあら不思議
ピンク色に変化するのです。
これだけハッキリ変わってくれると見ていて気持ちよいですww
因みに光を斜めから当てても綺麗に色が変化しないので、必ず「正面」から光を当てて見て下さい!
入口の一本松
作:株式会社竹中庭園緑化
定期的に入れ替わっている筈なので、いつもこの松の木があるわけでは無かったと思います。
ですがやっぱり松の木はザ・リッツ・カールトン京都らしいですよね。
こうやって直接眺めるのももちろん素敵ですが、
スタッフの方から教えて頂いたこの「逆さ松」も素敵ではないでしょうか?
先に紹介した「PixCell-Biwa」の大きなガラス玉からの一本松です!
七宝文様
リッツカールトン京都には多くの場所に「七宝模様」が使われていますが、その最たるものがコレ!
入って直ぐの壁一面(エントランス)がこの模様で占領されています。
特にこの部分の七宝は「六弁七宝」となっていて他とは少し違います。
また、これ全部瀬戸物(陶器)でできていて、1つ1つ職人さんが手で並べたそうです。確かによ~く見ると場所によって僅かにズレなどを発見できますよ。
他にも七宝文様は、客室ドア、ヘッドボード、宴会場のカーペットなどに使われてるんだって。
自分の部屋でも確認できるので是非!
adapting foam-PSTG
作:横内賢太郎
1階にあるイタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」の方へと向かうとこの絵が目に飛び込んできます。
布地がベースになっていて、蝋燭なんかも使われて描かれているとのこと。
虹のようなオーロラのような、一見さっぱり何か分かりませんが・・・
よ~く見ると、中に人物が隠れているんですね!しかも複数
写真だとどうしても分かりにくいので、現地で是非目を凝らして探してみて下さい。
現物見てもなかなか見つけるの大変かもですが・・・
海月2013
「月の光」の作者でもある「三嶋りつ恵」氏の作品
見ての通りたくさんの「海月」が群れてます。
実はこれ「壺」だそうで、上の部分は蓋として開けることができるそうですが、スタッフの方も(壊したりするのが怖くて)開けたことが無いそう。
触れてはダメみたいなので、勝手に蓋開けちゃダメですよww
Everlasthing-果てしない世界
作:大舩真言
レストランを回りこむ廊下のような場所に設置してある1枚。
非常に横長の作品ですが、廊下の幅がそれほど広くないので真正面から全体を写せない・・・
なのでこんな感じの斜めからの1枚
私は機内(飛行機)から見た夜明け前の景色にしか見えませんが、皆さんは如何でしょうか?
城・闘・粋・息
作:黒川徹
イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」の中に、散りばめられるように配置されている4つの置物
「城」「闘」「粋」「息」と作品のタイトルは公表されているも、
どのタイトルがどの作品のモノなのかは公表されていません。
本当はもう一つあるのですが、すぐ近くで食事をされている方が居たので撮影していません。
あなたなら、どの作品にどのタイトルを付けますか?
夷川亭(えびすがわてい)
藤田伝三郎男爵が所有していた京都別邸でもある「夷川亭」の一部をそのままホテル内に移築したのがこの場所。
この場所だけ明治時代にタイムスリップしたかのよう・・・
飾りで置かれているだけじゃなく、実際に使う事ができます。この日もこの後「晴れの日の集まり」で予約が入っているとの事でした。
私いつもこういう装飾に目がいっちゃいます。カッコイイです!
彩綴り
作:野口真里
上の「夷川亭」の脇に設置してあるのが続いての作品
最初ガラス製のローテーブルなのかと思っていたら違いました(^_^;)
大きさの異なるガラス板を幾層にも重ねて構成されてます。小さな池が浮かんで存在しているようで涼しげですね。
Echoes-crystallization
作:大巻信嗣
地下1階に降りたドン付にあるこのぽっかり浮かんだお月様
直径1メートルくらいでしょうか(もう少し大きかったかも)
近づいてよくみると細かな花の模様がたくさん
設置されている壁面までセットの作品かと思ったらそうではないらしい。
織物
作:株式会社細尾(HOSOO)
作品に名前があったのか忘れてしまいましたが、織物です。
ちょうど披露宴の相談スペースの近くに飾られていて、場所柄他の飾り物もお目出度い雰囲気のものが多かったです。
右側はカーペットの模様。素敵だったのでパチリ。
こっそり隠れた1枚
作品名も作者も忘れてしまいましたが、通常「アートツアー」では紹介しない1枚だそうです。
東日本大震災がテーマになっているとのこと。確かに暗く悲しい雰囲気が伝わってくる感じがしますね。
地下1階の片隅にひっそり設置されているので、自分から見に行かないと出会うことがない1枚じゃないかと思います。
「京からかみ」の版木
作:株式会社丸二
「京からかみ」を作る際の版木がそのまま作品となってます。ジャン
でもこれなかなか気付くの難しいです。
何故って地階の宴会場に繋がるホールの天井面にひっそり設置されているから・・・
1枚のサイズもかなり大きいので、ぜひ真下から見上げて、独特の「京からかみ文様」を楽しんで下さい!
気泡
作:齋藤ちさと
更に下に潜って地下2階のスパエリアに繋がる廊下に設置されてます。
確かに「バブル」だけにスパっぽいですww
アホみたいな感想ですみません<(_ _)>
因みにスパへと続く廊下の壁には「和紙」が使われているんだって。
なんでもスパエリアからの湿気を吸収し、湿度を安定させてくれるのだとか・・・
群青の泉
作:長谷川仁
いよいよ大詰めに近づいてきた「アートツアー」ですが、最後の大物はスパ内のプールに潜んでました。
ちょうど誰も利用者が居なかったので、写真撮影も許可して頂きラッキー!
正に「群青の泉」
よく見ると小さなタイルが貼ってあるの分かると思いますが、これ全部1枚1枚手貼りだそうです・・・
気の遠くなるような作業ですよね。
今回はアートツアーのみでスパにお邪魔しましたが、次回は水着もってきて(もちろんレンタル有)ゆっくりのんびりここで過ごしたいと思いました。
秘め事の文字2013
作:大杉弘子
いよいよ「アートツアー」の大トリ作品
プールから出てくると真正面にこの絵が掛かってます。
作品タイトルの通り、この絵の中に文字が「秘め事」のように隠されている訳ですが、なんて書いてあるかお分かりでしょうか?
答え書いても良いのですけどね、せっかくなので現地でツアーを楽しみながら見つけてもらうのが楽しいかと思います。
因みに私は全部答えることができましたよ!
早めの予約必須です!
如何だったでしょうか?ザ・リッツ・カールトン京都の「アートツアー」
個人的には大大大満足で、もう一度参加したいくらい。
リッツカールトン日光なんかにも「アートツアー」がありますが、やっぱり京都の方がレベル高い感じがします(説明してくれる担当者による部分もあるかも)。
このホテルを訪れたら絶対に体験して欲しいアクティビティ!
これが「無料」だなんて、ほんと申し訳ないと感じてしまいます。
本来は何組か一緒に回るらしいのですが、今回はまさかのプライベートツアーとなり、大変贅沢な体験をさせて頂きました<(_ _)>
ところでこのアートツアー
大人気のアクティビティらしくなかなか空きがありません。
冒頭書いた通り、私は本当にラッキーで当日たまたまツアーを体験させてもらうことができましたが、当日予約は殆ど無理だと思っていた方が良いみたい。
宿泊の予約と同時に空きを確認してアートツアーの予約も入れておくのが無難です。
公式サイト ↓
それと今回担当して頂いたのはアクティビティ担当の「SAKURAMOTO」さん(フロント業務も兼任されているような話でした)。
漢字で書くと「桜本」さんなのか「桜元」さんなのか分かりませんが、とにかく「サクラモト」さん。
スラッとした今どきのイケメンですが、この方の説明が軽快で且つ情報満載で、本当に最高でした!
楽しい時間を作って頂き、本当にありがとうございました。
写真付でご紹介したかったのですが、痛恨の写真撮り忘れですww
マリオット系ホテルの予約はポイントサイト経由がお得!
今回のリッツカールトン京都など、マリオット系ホテルを予約する際は、「ハピタス」「モッピー」などのポイントサイトを経由して予約すると、2~5%前後のポイント(還元率は時期により変動)をゲットできるのでおすすめです。
じゃらんや楽天トラベルなど、マリオットホテル公式サイト以外からの予約だと、ステータス特典や宿泊実績が付かない場合もあるので要注意!マリオット公式サイトでは最安値保証(ベストレート)されているので、ポイントサイト経由でマリオットホテル公式サイトから予約するのが1番ですよ\(^o^)/
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)