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寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
ANA「VISA」ゴールドカードのポイントプログラムについて。
私自身も決済用メインカードとして使っているクレジットカードであり、現時点では最もお気に入りクレカの1つ。
質実剛健というか、飾り気はないけど確実に年会費以上の価値を提供してくれるカードとしてANA派の方には強く強くお勧めしたいカードです。
今回はそのポイントプログラムを、より上位クラスとなるANA「VISA」プラチナプレミアムカードと比較・検討してみました。
カード基本スペック
【非SFC】
ANA「VISA」ゴールド | ANA「VISA」プラチナプレミアム | |
年会費(税別) | 9,500円(割引適用) | 80,000円(割引制度なし) |
決済ポイント(マイル) | 1,000円=1ポイント=10マイル | 1,000円=1ポイント=15マイル |
入会・継続マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% | 50% |
ポイント有効期限 | 3年 | 4年 |
ANAラウンジの利用 | 不可 | 可(国内線のみ) |
ポイントと年会費に関するスペックを中心に、プレミアムカードと比較する形で表にしてみました。
ANA「VISA」ゴールドには、年会費割引制度があるので、それを利用した金額です。因みに利用しない場合は14,000円+税となります。
【SFC】
ANA「VISA」SFCゴールド | ANA「VISA」プラチナSFCプレミアム | |
年会費(税別) | 10,500円(割引適用) | 80,000円(割引制度なし) |
決済ポイント(マイル) | 1,000円=1ポイント=10マイル | 1,000円=1ポイント=15マイル |
入会・継続マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 40% | 50% |
ポイント有効期限 | 3年 | 4年 |
ANAラウンジの利用 | 可(国内線・国際線) | 可(国内線・国際線) |
スーパーフライヤーズ(SFC)のケースも、同様にして比較。
ゴールドの場合は、非SFCと比べて赤字部分が変化してます。プレミアムの場合はSFCになっても全く変化なし。
表の通り、プレミアムカードの方が、決済マイルを1.5倍も得ることができますが、それ以上に年会費が高過ぎです(T-T) 8倍ですから!
入会・継続マイルや搭乗ボーナスマイル更にはその他の特典を「かなり前向きに」検討したとしても、この年会費差を埋めることができるとは全く思いませんね~。
特にSFCになると、SFCの特典でANAラウンジが利用できるようになるため、プレミアムカードの一番のウリである「ANAラウンジが利用できる」という特典が大きく霞んでしまいます。
ステージボーナスで、決済ポイントの差がグッと縮まる!
三井住友カードには、前年の決済金額に応じた「ボーナスポイント」の制度が設けられています。
※ステージV1~V3に応じた「ボーナスポイント」は、2021年1月をもって廃止されることになりました(2019年7月1日追記)
毎年2月~翌年1月の利用金額に応じて、翌年にボーナスポイントが付与されるというもの。
なので、入会後最初に訪れる2月までの間は、どう頑張ってもボーナスポイントをもらうことはできません。
2月~翌年1月の利用金額が300万円以上となると、10万円ごとに60ポイント(V3ステージ)
100万円~300万円未満なら、10万円ごとに30ポイント(V2ステージ)
50万円~100万円未満なら、10万円ごとに20ポイント(V1ステージ)
といった具合に付与されます(ただし最初の50万円分は、50万円達成した時点で纏めて付与)。
また、このボーナスポイントは、「1ポイント=3マイル」のレートでANAマイルに移行できます。
この「V3ステージ」になったとして、仮に年間1,000万円(計算を分かりやすくするため1,000万円とします。)決済したとすると、
「通常ポイント」が10,000ポイント
「ボーナスポイント」が6,000ポイント
付与されます。
「通常ポイント」は、ゴールドの場合「1ポイント=10マイル」なので100,000ポイント
「ボーナスポイント」は、「1ポイント=3マイル」なので18,000万ポイント
合計118,000ポイントとなり、100円決済当たりに換算すると「100円=1.18マイル」となります。
更にこの「ボーナスポイント」は、Gポイントに交換することが可能で「1ボーナスポイント=5Gポイント」の交換レートが適用されるので、6,000×5=30,000Gポイント。
Gポイントは、LINEポイント-メトロポイントを経由させてANAマイルに81%の交換率で交換することができますから、このルートを使って先ほどのの30,000GポイントをANAマイルに交換すれば、24,300マイル。
即ち、通常ポイントと合わせると、124,300マイルとなり、100円決済当たりに換算すると「100円=1.243マイル」となります。
実は「プレミアムカード」にはステージボーナスポイントが無い!
ここで重要なのは、上で説明したステージ毎の「ボーナスポイント」
実は、プレミアムカードではもらうことができません。
ぜひ公式サイトでもご確認下さい(こちら)
プレミアムカードの大きな特徴の1つは、1,000円決済で15マイル、即ち「100円=1.5マイル」のレートで決済によるマイルを獲得できる点にありますが、ゴールドカードであっても「V3ステージ」を維持できれば、「100円=1.243マイル」のレートで決済マイルを獲得できるので、両者の差がグッと縮まります。
特に年会費の差を考慮すれば、ゴールドカードのコスパの高さが非常に際立ちます。
中には『毎年の決済額が少なくても「100=1.5マイル」獲得できるメリットが大きいよ!』なんて言う方も居そうですが、決済額自体が少ないとそもそも「100円=1.5マイル」のレートの良さを全く生かせないので、本末転倒に思います。
ゴールドカードで貯めた通常ポイントを最大限生かす裏ワザ!
両者を比較すると、私なら迷いなく「ゴールドカード」にします。
正直プレミアムを選択する意味が分かりませんね~
※非SFCで、ANAラウンジの利用に重きをおくならプレミアムも意味あり
更に、裏ワザとして、
ゴールドカードで貯めた通常ポイントを、「1ポイント=15マイル」のレートでANAマイルに交換することも可能。
そっと言いますよ、
ポイントがある程度貯まって有効期限切れになる前に、「プレミアムカードに切り替えればよい」のです。
プレミアムカードに切り替えた場合、ゴールドカード時代に貯めた通常ポイントはそのままプレミアムカードの「通常ポイント」として引き継がれ、有効期限が4年に延びると同時に「1ポイント=15マイル」のレートが使えるようになります。
この点はウェブサイトに載っていませんが、三井住友カードデスクに2度も確認(別々の担当者)しているので間違いありません。
しかもゴールドカードで決済している段階では、ステージボーナスポイントももらえるので最強にお得なわけです( ̄ー ̄)v
更に更に裏ワザとしては、プレミアムカードを1年使ったら再度ゴールドにダウングレードし、再びこれを繰り替えすなんてことも理論的には可能です。
ただ切り換えの度にカード番号も変わるので強くお勧めするわけではありませんが・・・(^_^;)
私は「V3」達成しました!
私は2018年8月にANA「VISA」ゴールドカードを手にしたので、来年「V3」ステージボーナスを得るには、12月15日までに300万の決済を完了する必要がありました。
なので、あらゆる支払をこのカードに集約し、約4ヵ月で「V3」達成しました\(^o^)/
これで2019年以降は、「V3」ステージで、プレミアムカードに大きく引けをとらないレートでANAマイルを獲得することができるようになりました!
来年以降は12ヵ月かけてゆっくり300万円をクリアすればよいので、普通に決済していれば自然に到達するはずです。
皆さんも「V3」ステージぜひ狙ってみて下さい!
因みに、リボ払によるボーナスマイル制度を活用すれば、更にボーナスマイルをもらうことができますよ(これはゴールドもプレミアムも同じ)。
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)