ようこそブログにお越し下さいました。
寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」です。今日は、
ANAの上級会員ステータスである「SFC」(スーパーフライヤーズカード)について書いてみます。
特に、お金をかけて「マイル修行」してまで取る意味・・・というか必要性があるのだろうか?
という切り口から攻めてみたいと思います。
この記事では、SFC(スーパーフライヤーズ)を解説するため「ANA公式サイト」の説明及び画像を各所で引用させて頂いております。
また、公式サイトに書いてあることの丸写しでは芸がないので、旅ガエル独自の視点から重要な部分だけをピックアップすると共に、私自身の経験や実際にSFC(スーパーフライヤーズ)を取得して所持している感想を折り込みながら纏めてみようと思います。
どうでもよいことですが、ANAは「ステイタス」、JALは「ステータス」と表現するようです。それに従って使い分けます。
結論から先に書きますが、
お金をかけてでも取得する価値は絶対にあります!
年1回でも飛行機で海外に行く方であれば、持っているだけで人生が豊かになりますから!
もちろん国内だけの場合も飛行機をよく利用する方ならアリ。
以下、そう結論付けた理由をくわし~く説明してみますね。
SFC(スーパーフライヤーズ)とは?
公式サイトには、
『スーパーフライヤーズ会員のお客様には、このカードをお持ちの方にふさわしい、選りすぐりのサービスをご利用いただけます。これからもずっと、ANAの空の旅をお選びいただけますように。』
・・・と書いてあります。
選りすぐりのサービスの『選りすぐり』ってなんだろうと心くすぐられますね・・・
SFC(スーパーフライヤーズ)会員に対する『選りすぐりのサービス』とは?
SFC(スーパーフライヤーズ)会員になると、様々なサービスを受けることができます。
細かい部分は「SFC公式サイト」で直接確認していたくのが間違いないですが、主なところを列挙するとこんな感じ
優先チェックインカウンター | 専用保安検査場の利用 | ANAラウンジの利用 |
優先搭乗 | 手荷物許容量の優待 | 手荷物の優先引き渡し |
専用サービスデスク | 空席待ち優先 | 座席指定範囲の拡大 |
アップグレードポイント | スターアライアンスGOLDステータス |
この中で、赤字としているものが私が個人的に特に嬉しいと感じているサービスです。嬉しい順に書いてみます。
1位・・・スターアライアンスGOLDステータス
やっぱりこれが一番嬉しい!
ANA以外のスターアライアンス系列の航空会社を利用した際でもSFCと似たような特典を受けることができるのです。とかく不安になりがちな海外の空港で、優先的に扱ってくれるのは日本以上にありがたいものです。
特に海外の空港で乗り継ぎをする場合など、時間的な余裕をもつためにわざとトランジット(乗り継ぎ)時間を多めに設定することが多いですが、そのような場合でもラウンジでゆっくりしたり食事したりシャワーを浴びたりできるので、旅に余裕ができますよね。
「できる男」になったような錯覚に陥ること受け合いです( ̄ー ̄)
また、格安ツアーを利用して海外に行くような場合だと、外国の航空会社の飛行機が最初から設定されていたりしますよね。
そういった場合でも、利用するのがスターアライアンス系列の航空会社であれば同じようにサービスを受けることができるのです(もちろんエコノミークラスに乗る場合でもOKです)。
スターアライアンス系列の航空会社・・・エーゲ航空、エア・カナダ、中国国際航空、エア インディア、ニュージーランド航空、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、アビアンカ・ブラジル航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンセン航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ターキッシュ エアラインズ、ユナイテッド航空
※アドリア航空は2019年10月2日付でスターアライアンスから脱退しました。
2位・・・優先チェックンカウンター
地味ですが、旅ガエルはこれを非常に重視しています。
いまどきは「Webチェックイン」などを利用して事前にチェックインできてしまいますが、当日の座席の空き状況を見て座席や便を変更したり、荷物を預けたりするケースが多いのでチェックインカウンターは頻繁に利用します。その時長く待たされるのは苦手なので、優先カウンターの利用は大変ありがたいのです。
3位・・・保安検査の優先レーン利用
これもチェックインカウンターと同じ理由です。とにかく並んで待つのが苦手なもので・・・(^_^;)
正月やお盆、GWなどの時期は「普段飛行機に乗り慣れていない人」が大量に飛行機で移動するので、チェックインカウンターや保安検査はひっくり反るほどの長蛇の列となります。そのような時期に優先レーンが使えると30分以上、場合によっては1時間近くも時間を短縮することが可能です。
こちらは成田空港第1ターミナルの国際線→国内線への乗り継ぎの保安検査での待ち業行列(2019年5月撮影)。ズラ~ッと並んでますが、右側がSFCで使える優先レーン(GOLD TRACK)となっていて、保安検査手前の位置まで一気にワープできます。これだけのパワーを発揮してくれます(^_^)
羽田空港国際線ターミナル(羽田空港第3ターミナル)では、ANA以外のスターアライアンス系航空会社利用時においては、SFCを持っていても優先レーンが使えなくなってしまったようです。要するに、自分が搭乗する航空会社のステータスを持っていないと羽田空港の優先保安検査場は使えないように運用が変わってしまいました。とても残念です。2018年10月末に確認
4位・・・専用サービスデスク
一般の予約デスクはとにかく混んでいて時間がかかりますが、SFC専用サービスデスクになると、随分と繋がり易くなります(最近はSFC会員も増えているので、時期によっては混んでてなかなか繋がらないときもあります)。
いまどき「電話」なんて・・・という声が聞こえてきそうですね。確かに普通の旅券ならWebで発券すればよいので電話などかけません。ただ、複雑な旅程の発券になるとどうしてもWebではできないものが出てきます。そういう時はサービスデスクに電話して直接希望を伝えるのが一番なのですv(^_^)v
5位・・・ANAラウンジの利用
これを一番に挙げる人も多いですが、何度も利用していると正直飽きてくるので6位としました。
国際線ならまだしも、国内線のANAラウンジは基本食べ物は置いていないので、ラウンジ外の眺めの良いレストランの方が良かったりする場合も多いです。ちょっとビールを飲みたいとか、搭乗時間までPCで仕事・・・という場合には確かに便利ではあります。
6位・・・アップグレードポイント
SFCになると、毎年4月になるとアップブレードポイントが「4ポイント」もらえます(ただし、前年に一度でもマイルが積算される運賃でANA便に搭乗していることが条件)。
この4ポイントは国内線プレミアムクラスへのアップグレードにも使えるし(国内線をプレミアムクラスにUGするには片道4ポイント必要)、最悪4,000スカイコイン(4,000円相当)に交換して航空券の購入に利用できる。SFCになるくらいの人なら年間1回は飛行機乗るでしょうから、これ以外と使えます。SFCカードを維持する費用を事実上相殺してくれると考える事もできますね!
おまけ・・・ボーナスマイル対象が拡大傾向!
ちょっと細かい話なので「おまけ」としています。
SFCになると、ANA便を利用(特典航空券での利用は除く)するとフライトボーナスマイル(所有するカードの種類に応じて35%~50%)が積算されますが、この積算対象が他の航空会社にも広がりつつあります。以前からユナイテッド航空利用時にもボーナスマイルをもらうことができましたが、2020年1月1日以降ルフトハンザグループ便(フトハンザ ドイツ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、オーストリア航空)の搭乗でもフライトボーナスマイルが積算されることになりました。今後ますます対象となる航空会社は増えていくことが予想されます!
おまけ2・・・ANAクラウンプラザホテルで朝食が無料
「ANAクラウンプラザホテル」というホテル、ご存じの方も多いと思います。ホテル名に「ANA」が付く事からも分かる通り、ANAグループのホテル。
・・・でこのホテルを利用する際、SFCを持っていると「SFC専用プラン」を利用することができて、ベストレートから10%+朝食無料という素晴らしい特典を頂けます\(^o^)/
ANAクラウンプラザホテルの朝食は本当にどこもレベルが高いので、うれしい特典の1つ。
この点について詳しくは別記事として纏めているので、興味ある方はお読み下さい!
SFC(スーパーフライヤーズ会員)で、国内IHG ANA系ホテルで特典あるよ!
このようなありがたいサービスを受けることができるSFC(スーパーフライヤーズ)会員ですが、どうすれば入会できるのでしょうか?
SFC(スーパーフライヤーズ)会員の入会資格
SFC(スーパーフライヤーズ)会員は「入ります」と手を挙げても入会できるわけではありません。
更に、たくさんお金を払えばそれだけで入会できるわけでもありません。
もっと付け加えると、いくらお金や資産を沢山持っていようが、会社の地位が高かろうが、弁護士や医師といった超難関資格を持っていようが、それだけでは入会させてもらえないのです。
そう言われると俄然入会したくなりませんか?(^_^)
入会するには、次の2つの条件を満たす必要があります。
- 1~12月の12カ月の間に、ANAグループ便又はスターアライアンス系航空会社便にたくさん乗って「プラチナ」以上のステータスになること。しかもお金(スカイコインでもOK)を払って航空券を買って乗ること。
- 「WIDEカード」というグレード以上の「SFC専用ANAカード」を発行すること
逆にこの2つの条件さえ満たせば誰でも入会することが可能です。
「たくさん乗る」について
「たくさん乗る」は、ANAの場合、たくさんの「距離」を乗る必要があります。JALのようにたくさん「回数」を乗るという選択はできません。この点、JALのステータスを取得するよりも少しハードルが高くなっています。
なお、ここで「距離」と言いましたが、単純な飛行距離とは少し異なります。
「飛行距離」に座席クラスに応じた割合(値段の高いチケットは割合が高く、値段の低いチケットは割合が低い)等が「かけ算」されてステイタスポイント(ANAの場合このステイタスポイントのことを「プレミアムポイント」(略してPP)と言います)が算出されます。
ANAの場合は、このステイタスポイント(PP)が一定の基準を超えるかどうかで判断されます。
SFCの申込が可能となる「プラチナ」のステータスになるには、50,000PPが必要。
1月1日~12月31日の間の到達基準 | |
「プラチナ」になるためのPP | 50,000PP(うちANAグループ便25,000PP以上必要) |
なお、特典航空券を利用して乗ってもそれはカウントされません。あくまでお金を払って発券した航空券で飛行機に乗る必要があるのです(※スカイコインでの支払も対象となります)。
JALの場合は、「距離」だけでなく「回数」をたくさん乗るという選択も可能です(2022年7月現在)。
「専用ANAカード」の発行について
ANAカードには、「一般」「WIDE」「ゴールド」「プレミアム」の4クラスのカードが用意されています。
このうち、「WIDE」「ゴールド」「プレミアム」クラスに相当するSFC専用のANAカード(SFC専用ANAカードになると「WIDE」クラスという概念がなくなりこれに相当するのが「SFC専用ANAカードの一般カード」となります)を発行しなければなりません。
たくさん飛行機にのって、プラチナ以上のステータスになるとこ「SFC専用ANAカード」の申込みが可能となります。
ANAカードもクレジットカードなので、入会には当然クレジットカード会社の審査が入ります。よって、上で説明した「たくさん乗る」の条件を満たしていたとしても、クレジットカードの審査にパスできなければSFC(スーパーフライヤーズ)には入会できないことになります。
こうなると笑うに笑えない状況になってしまうので、SFC修行に先だって「WIDE以上のANAカード」を事前に発行しておくのが理想です。
回数または距離の条件を満たした段階で「WIDE以上のANAカード」を有していれば、審査なくSFC専用カードに切り換えが可能です。
ただし、カードブランドが変更となる場合(例えばVISA→AMEX)は審査が入るので、予めSFC専用カードへの切り換えを見据えて「WIDE以上のANAカード」を発行しておく必要があります。
具体的にはこの中から選ぶことに。
カードブランドやカードクラスによって年会費もまちまち。家族会員も設定されています。
なお、家族会員にもSFCの資格が付与されるので、家族で誰か1人がSFC(スーパーフライヤーズ)に入会すれば、家族は修行することなくSFC(スーパーフライヤーズ)会員になることができます(ただしそれぞれ年会費が必要になる場合があるので注意)。
カードクラス | 年会費(本会員)税込 | 年会費(家族会員)税込 | |
ANAスーパーフライヤーズカード | 一般(WIDE) | 11,275円 | 5,610円 |
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード | ゴールド | 16,500円 | 8,250円 |
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード | ゴールド | 30,800円 | 11,550円 |
ANAアメリカン・エキスプレススーパーフライヤーズ・ゴールド・カード | ゴールド | 34,100円 | 17,050円 |
ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム | プレミアム | 77,000円 | 4,400円 |
ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード | プレミアム | 170,500円 | 無料 |
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード | プレミアム | 88,000円 | 4,400円 |
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード | プレミアム | 165,000円 | 無料(4枚まで) |
※JALの「JGC専用JALカード」に比べると、年会費が相対的に高い印象を受けますね(家族会員は逆に安い印象)。
このSFC専用ANAカードを有効に持ち続けている限り、SFC(スーパーフライヤーズ)会員の資格はそのまま維持されます。5年でも10年でも、最初に説明したメリットを受け続けることが可能です。この点が大人気の秘密なんですよね。
なお、カードを退会すると、SFC(スーパーフライヤーズ)も自動的に退会となります。
カードを維持するためには最低でも1万円を超える「年会費」が必要となりますが、色々と特典(例えば毎年購入すると2,000円くらいするような「ANAカレンダー」とか送られてくる)もあるので損した気分にはなりませんよ(^_^)
※どのカードを選択すべきかについては、その点だけをピックアップして別記事としておいてあります(最下部の【関連記事】参照)。
「SFC」と「プレミアムメンバーサービス」の関係について
とってもややこしいのですが、ANAには「SFC(スーパーフライヤーズ)会員」とは別に「プレミアムメンバーサービス」(「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3階層)というものが並行して存在します。
今まで説明した「SFC(スーパーフライヤーズ)会員」は、一度なってしまうとSFC専用ANAカードを持っている限り永遠に続く永続的なステイタス。
これと異なり「プレミアムメンバーサービス」は、一年だけで終わってしまうステイタスです。下は「プレミアムメンバーサービス」の一覧。
1月1日~12月31日の12ヵ月の間に、飛行機に搭乗して「PP」が増えれば増えるほど上の階層のステータスに昇格し、上の階層に行けば行くほど受けられるサービスの内容も上がります。
ANAの場合は「ブロンズ」→「プラチナ」→「ダイヤモンド」の三階層となっています。
各ステイタスの到達基準を念のため表に纏めてみました。数字が違うだけで考え方は同じです。
距離(PP)での到達基準 | |
ダイヤモンド | 100,000PP(うちANAグループ便50,000PP以上必要) |
プラチナ | 50,000PP(うちANAグループ便25,000PP以上必要) |
ブロンズ | 30,000PP(うちANAグループ便15,000PP以上必要) |
更なる厳しい条件を達成したダイヤモンド会員には「ダイヤモンド+moer」といって、家族1人にダイヤモンドステータスを付与できるサービスもはじめっていますが、ステイタス自体は通常のダイヤモンドと同じ扱いです。
SFC(スーパーフライヤーズ)会員が様々なサービスを受けることができる点は、この記事の最初でも説明しました。
そのSFC(スーパーフライヤーズ)会員とほぼ似たような内容のサービスを受けるとができるのが「プラチナステイタス」。
もちろん細かな部分で差はあるのですが、大きな所では似たようなサービスとなっています。
よって、修行してSFC(スーパーフライヤーズ)会員となった人は、修行したその年とその翌年(正確には翌年度)の間は、「SFC(スーパーフライヤーズ)会員であると同時にプラチナステイタス」でもあることになります。2つのステイタスを同時に持っているということですね。
しかし残念なことに、プラチナステイタスは「一年限りのステイタス」なので、期間が来ると消えて無くなってしまいます。維持しようと思うと毎年飛行機に乗り続けなければなりません。
そうなると、いつまでも続くSFC(スーパーフライヤーズ)に大きな魅力が出てくるというのが理解いただけるでしょう!
別のいい方をすれば、SFC(スーパーフライヤーズ)会員になっていれば、毎年修行しなくても「プラチナステイタス」と同等のステイタスを維持し続けることができるということになります。
なお、「ダイヤモンド」というステイタスは、ANA最高ランクのステイタスであり、SFC(スーパーフライヤーズ)やプラチナよりも更に優先的に扱われます。入室できるラウンジも別に用意されていて、まさに「特別の中の特別」といったVIPな扱いを受けることが可能です。一生に一度くらいは経験してみたいですよね!
このようにANAには、SFC(スーパーフライヤーズ)会員という永続的なステイタスの他に、一年毎に切り変わる「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3つのステイタスが同時に動いているということをぜひ覚えておいて下さいね!・・・ややこしいけど
ステイタス獲得条件が広がった\(^o^)/
上で説明したように、基本的には1年間(1月1日~12月31日)の間にたくさん飛行機に乗って50,000PP以上を獲得する事で「プラチナ」となり、SFCの申込みが可能になります。
・・・が、2022年から(より正確には2021年12月16日~)SFCを獲得できるバリエーションが広がりました!
今まではPP(プレミアムポイント)だけで判断されていましたが、
「ANA関連サービス」や「ANAカード決済額」が条件として加わる代わりにPPのハードルが今までより低くても「プラチナ」や「ダイヤモンド」のステータスを獲得することが可能となりました。
SFCになるには「プラチナ」にさえ到達すれば良いので、具体的には赤枠部分が対象になってきます。
- プレミアムポイント・・・30,000PP(但しANAグループ運航便のみ)
- ANA関連サービスの利用・・・7サービス以上
- ANAカード決済額・・・400万以上
先ずは今まで50,000PP必要だったのが30,000PPで済みます。正直これはインパクト大きいです!
修行に必要なフライトが半分程度で済むわけですからかなりハードルが下がりました。
ただしこの広がった獲得条件においては「ANAグループ運航便のみ」で30,000PP必要な点は十分注意が必要です。
旅ガエル
また、ANA関連サービスというのは以下の12のサービスのことを意味しますが、この内7つ以上利用する必要があります。
これも意識すれば十分7つ程度は利用できるので、それほど大変ではないです(^_^)v
一番問題なのは、ANAカードでの決済額(ANAPay含む)の400万円(T-T)
この程度の決済が負担とならない方であれば、新しい獲得条件は非常に魅力的に映るはずです。
いずれにしても、従来の基準に加えてSFC獲得条件のバリエーションが広がったことは嬉しい限りですね。
公式サイト→「ANAプレミアムメンバーサービス 新たなステイタス獲得条件と特典が加わります!」
修行
SFC(スーパーフライヤーズ)会員になる条件を達成するために、飛行機に乗りまくることを「修行」と言います。Wikipediaでも「マイル修行」という言葉が解説されていました(有名になったものです)。
マイル修行(マイルしゅぎょう)とは、航空会社の運営するマイレージサービスに沿って多頻度客へ提供される特典を目的とした、有償航空券による旅行の俗称。そのような旅行者は短期間に多回数飛行機に乗り続ける上、体力と時間と金銭を消耗するなど、心身と経済的な苦痛も伴うため、僧侶の修行に例えられ、マイル修行僧と呼ばれる。
英語では、マイルやポイント、ステータスなどの最大化をもっぱらの目的として計画、実行される航空機による旅行を「マイレージ・ラン (a mileage run)」と称している。
※Wikipediaより引用
「心身と経済的な苦痛」・・・とか笑えますね(^▽^)
確かにお金もかかりますし時間もとられますが、実際にやってみると世界が一気に広がって非常に面白いです!
修行でもしなければ絶対に行くことがなかった地域や場所を訪れたり、同じ目的の仲間とめぐり逢ったりもできます。そして何より、修行の過程で「マイレージ制度の仕組み」をかなり理解することができるようになります。
SFC(スーパーフライヤーズ)は永続的なステータスなので、若いうちに取得すればその利益を最大限に活用できますが、定年後や定年間近な方であっても、豊かな老後を演出してくれる起爆剤になることは間違いないと思います。
頻繁に海外旅行に行くのであれば、不毛な待ち時間を大幅に短縮できるパワーを備えているので、「時間を買う」と考えれば修行に要する費用も決して高くはないでしょう(自分だけじゃなくて家族も同じ恩恵を受けることができますから)。
SFC修行にかかる費用
これは「ドメ専」にするか「インター」にするのかによっても変動しますし、拠点となる空港がどの空港なのかによっても変動するので一概には言えません。・・・が、色々話を聞いてると50万円前後になるケースが多いようです。
JALのJGC修行ように「回数修行」ができないため、JAL修行よりもANA修行の方が少しだけ費用は高くなる傾向にあります。私は同じ路線を何度も繰り返し乗ることに苦痛を感じるので「インター」で修行を行いました。
巷でよく言われている「SINタッチ」も経験しましたし、普通にホーチミン、ハノイ、バンクーバーなどにも飛びました。それ程費用を重視しなかったので少し多めに費用ががかかったように記憶してます。
「ドメ専」とはドメスティック専門=国内専門という意味で、国内線ばかりに乗って修行すること。「インター」はこれと逆に、国際線を中心に乗って修行することです。回数修行の場合は自動的に「ドメ専」になってしまうと思います。
なお参考までに、50,000PPを貯めるためにはどれくらい飛ぶ必要があるかというと、
例:羽田-那覇をスーパーバリュー運賃(積算率75%)で1往復すると=2,952PP よって、約17往復する必要があります。結構大変です。だからまさに「修行」ですね!
実質負担なく修行する方法もある!
修行するための費用は上で書きましたが、これを事実上タダで(持ち出しなく)行う方法も実はあります。
既にやっている方も多いかもしれませんが「ポイ活」ですね。
ポイントサイトで貯めたポイントを使って有償で修行のための飛行機チケットを購入します。
SFC修行する場合なら、
「ポイント」→「ANAマイル」→「スカイコイン」と交換を進め、この「スカイコイン」でANAの航空券を購入するわけです。
もちろん「ポイント」→「現金」として航空券購入に使ってもOKですが、スカイコインを利用する方が少しお得です。
1年くらいコツコツ準備をすれば、修行のための飛行機代を「実質タダ」にすることも十分に可能。
ポイ活に興味ある方はこちらに詳しく書いてるので読んでみてください!
【裏ワザ?】初心者向けANAマイルの貯め方・陸マイラーになろう!JAL派の方も!
修行するならその一年間だけこのカードを発行してANAマイルを大量GETすべし!
修行しようと考えている人は既にANAカード持っている、若しくは、発行するANAカードをどれにするか決めていると思います。
しかし修行する1年間だけ、このANAカードを追加発行すれば大量のマイル(6万~10万マイル)をGETできます!
絶対オススメ・・・というか、実行しないと大損なので確認必須です。
それは「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」!この1枚です。
修行する場合、航空券などある程度の額を決済することになると思います。
その決済分を、このカードの入会キャンペーンに上手に利用すれば、それだけで6万~10万といった大量のANAマイル(その時点で実施されているキャンペーンによって獲得できるマイル数は異なる)がもらえてしまうのです\(^o^)/
2022年9月27日申込分まで13万マイル以上にキャンペーンポイントが跳ね上がっています!SFC修行なるなら本当に今だと思います(^_^)v
年会費が31,000+税だけかかりますが、キャンペーンをフルコンプリートすれば確実にモトが取れるのでやらないと損です。
私は修行のタイミングではありませんでしたが、実行して大量のマイルGETしましたよ(^_^)
こちらの記事に全て纏めています。絶対オススメなのでお忘れなく!
【ANAアメックスゴールド2024】裏ワザ入会キャンペーンで一撃大量ANAマイル14万超⤴の紹介
今でしょ!34,100円でANA上級会員「SFC」をGETする方法
2022年は修行「あたり年」になるか?
コロナの影響が続く2021年、飛行機修行としては「あたり年」になると予想してこんな記事を書いていましたが、ほぼその通りになりました。
「2021」は飛行機修行をするべき最高の年になるかも!~そう考える3つの理由~
では2022年はどうなるか・・・はもちろん誰にも分かりませんが、PP2倍キャンペーンなどが開催される可能性も十分あると思うので「あたり年」になる確率の方が高いと読んでいます。
悩むより動いた方が早いですよ~(^_^)v
PP2倍キャンペーン来たぁ~\(^o^)/
やはり来ましたPP2倍キャンペーン!
2022年8月1日~年末までの搭乗分についてはSFC獲得に最も重要となるPPが全て2倍となる大型キャンペーンです。
要するに25,000PP分飛べばこのキャンペーンによって50,000PP超えるのでSFCを獲得できます。
「国内線」のみならず「国際線」も対象となっているところが良いですね!
やるなら絶対に今だと思いますよ~♪
2倍キャンペーンについて詳しくはこちら
コロナで経営が厳しいANAの応援にも!
コロナ禍で経営的に大変厳しい状況となっているのは皆さんご存じだと思います。
ステータス修行って基本的には「自分のため」に行うわけですが、今の時期ANA側から見てもステータス修行による搭乗は確実に助かるハズ。
苦しい状況のANAを応援できる・・・という観点からも、今の時期に修行を始めるのはとっても意味があると思います(^_^)
どうしてステータスに拘るのアンケート
飛行機とかホテルとか、どうしてみんな「ステイタス」を欲しがるのかな?
・・・なんてふと疑問に思ってこんなアンケートとってみました。
アンケートさせてください。
『なぜ飛行機やホテル等のステータスを上げる(上げたい)のですか?』
もっとも近いと思うものを選んでください😊
近いものがない場合はコメントに書いてもらっても構いません。
因みに私は「お得だから」です。#RT拡散希望
— 旅ガエル ✈︎ Mile Packer (@tabi_frog) December 22, 2021
実際はどれか1つというより、複数の要素が絡み合ってるというのが本当だと思いますが、アンケートでは最も近いものをいずれか1つ選択してもらう形としています。
結果、約6割の方が「お得だから」という理由でステイタスに拘っているよう。
私自身もそうなので、結果には大いに納得です。
人によって「お得」と判断できる基準は異なるので一律には言えませんが、ステイタスも上手に付き合えば十分に元がとれる「ある意味投資」と言ってもよさそうです 。
特にSFCに関してはそう言ってもよいんじゃないかと思いますね~♪
まとめ
「SFC(スーパーフライヤーズ)」は一度だけ頑張って条件をクリアすれば永続的に得られるANAの上級ステイタス
「ブロンズ」→「プラチナ」→「ダイヤモンド」といった「プレミアムメンバーサービス」とは別に存在
ANAだけでなく、スターアライアンス系列の航空会社利用時にも、同様のサービスを受けることが可能
時間とお金が許すなら絶対取得しておいた方がいい(ただしJALのステータスを持っているなら必須ではない)
必要となる準備についても記事としてまとめています!
SFC修行(ANA修行)の前にやっておくべき6つの準備(費用も安く抑えたい)
関連動画
仲良くしてもらっているYouTuber まさひろ君の動画です。
この記事に触発されて実際にSFC修行を完了!その感想などが動画になっているので参考にしてみては?
おまけ
飛行機修行って基本1人で淡々とこなすケースが多いですし、なかなか普通の友達に話をしても理解してもらえないケースも多いw
なので修行僧同士のネットワーク構築などを目的に、修行僧の聖地「那覇」でオフ会を開催したりもしています。
下はそのオフ会を記事としてまとめたもの。
開催のアナウンスなどはTwitterで行いますので、興味ある方はぜひフォローしておいて下さい♪
「SFC・JGC修行僧オフ会 in 那覇わたんじ」を開催しました\(^o^)/
オフ会参加者の方からも楽しかったとけっこう評判良いので、皆さんも是非修行してオフ会にも遊びにきて下さい!
下のツイートのリプ欄に参加者の方々が感想書いてくれています。
ブログを更新しました。https://t.co/2U2SSG6T6Z
— 旅ガエル ✈︎ Mile Packer (@tabi_frog) November 30, 2022
【その他関連記事】
最強「スーパーフライヤーズカード(SFC)」はどれ?おすすめ3選!
最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル