\\『一撃ANA 14万マイル超』の入口ここ//

航空会社の恒久的ステータスSFC・JCGの改悪を予想してみた・・・

ようこそブログにお越し下さいました。

寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、

SFC・JGCの制度にいつか訪れるであろう改悪について。大胆に予想してみました。

 

ANAの上級会員ステータスは「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の三段階。

一方のJALも「ダイヤモンド」「サファイヤ」「クリスタル」の三段階(「JCGプレミア」は別途JALグローバルクラブへの加入が条件となるためここでは割愛)。

これらは前年の登場実績に基づいて翌年度1年間だけ付与される期間限定のステータス。

なので、ステータスを維持するには毎年飛行機に乗り続けなければなりません。

 

それとは別に、一定の条件をクリアした人が入会でき、所定のクレジットカードを所有している間は恒久的に維持できるステータスが、ANAの「SFC(スーパーフライヤーズカード)」と、JALの「JGC(JALグローバルクラブ)」。

それらステータスの内容も、それぞれの航空会社が毎年付与している上級会員ステータスの中間レベルのステータスに概ね相当しており(上の赤字にしたステータス)、それをクレカ持っているだけで継続できるわけですからステータス好きの人にとってはもう堪らない訳です。

なので、わざわざそれを得るために飛行機に乗りまくる「修行僧」まで登場しているし、最近はテレビで芸能人が修行する過程を撮影して番組にするといったところまできている。

要するに、カードを持っているだけで維持できるステータス保持者が毎年毎年増えている状況です。

 

実際、航空会社のラウンジも、場所と時間によっては利用者で溢れかえっている状況になっていて、「出発までラウンジで静かにゆっくりと・・・」なんて雰囲気には程遠い状況を呈しています。

余程ラウンジの外にある一般的なレストランの方が静かでゆっくりできたりして(^_^;)

 

このように増え続けている恒久的上級会員(SFC、JGC)ですが、普通に考えて、今の制度内容のまま維持し続けるのが難しいであろうことは我が国の年金制度よろしく明らかでないかと思います。

いつかその制度の内容が変更される時(マイラー的にいうと「改悪」)は必ず訪れるでしょう。

 

しかし一方で、恒久的な上級会員になっている人は、少なくとも一度は自社(ANAやJAL)に興味をもってくれた人でもあるわけで、広く世間一般のユーザーに比べると自社に対する興味(Loyalty:ロイヤルティ)が高いという特徴を備えてます。

そういったユーザーを無下に切り捨てるというのは、ビジネス上の観点からも望ましくない・・・

というせめぎ合いのところで、どんな風に調整されるのか、勝手に且つ大胆に予想してみようと思いました。

 

 

 

年間決済額要件が追加される

デルタAMEXカードでも導入された「年間決済額要件」がSFCカードやJGCカードに追加導入されるというもの。

カエルはこのパターンが最も濃厚ではないかと読んでます。

最初のうちは比較的低めの金額(例えば年間30万円程度)で導入し、徐々にその額を引き上げていく(例えば年間100万円くらいまで)感じです。

決済要件をクリアした翌年度はステータスが発動し、そうでない場合は発動しない(若しくは特典の一部だけ発動しない)といったイメージです。

ジワジワと条件を上げやすいので、大きな反感を買いにくいという意味でも有効に思います。

 

決済要件をクリアできずにステータスの発動がなくなったとして、再度決済要件さえクリアすれば発動するルールにしておけば、クレジットカードの解約もし難いという部分がミソです。

その他、「自社決済分は2倍の金額としてカウント」・・・なんてことも自由自在に行うことができ、クレジットカードの利用を促すことにも繋がりベストソリューションではないかと。

もし私が担当者なら、間違いなく一番に考える手法です。

 

 

 

搭乗実績要件が追加される

上で説明した「年間決済額要件」がそのまま「搭乗実績」に置き換えられるパターンですね。

「回数」「ステータスポイント」「航空券の購入金額」など色々判断する指標はありそうです。

 

ただ、「たくさん乗る=ステータス関連サービスの利用機会も増える」という図式が成り立つので、ラウンジの混雑緩和にはあまり繋がらないかも知れないし、かと言ってサービス提供のための原資(お金)が大きく増える事にもならなそうなので、戦略としてはどうかなぁ・・・と個人的には思います。

最初に説明した「決済額要件」の場合は、ステータスが発動する人が一定量の決済によって航空会社サイドにお金を落とすことになるので、それをサービス提供の原資に充当できるという意味で理にかなっているし効率的じゃないかと思います。

 

 

 

クレジットカードの年会費が上がる

会員増によって増えるサービス提供のための費用を、クレジットカードの年会費を単純に上げることで回収しようとするパターンがこれ。

まぁ一番シンプルですが、私はコレはないだろうなぁと予想します。

年会費の増加だけで処理しようとすれば、それなりの金額(例えば1万円くらい)を上げる必要があるんじゃないかと思います。

でもこれだけ上げてしまうと、解約する人(=恒久ステータスを放棄する人)もそれなりの数になるだろうし、イメージ低下(却ってアンチにもなりかねない)も避けられないと思うので、可能性は低いかなと。

あったとしても、他のパターンとの組み合わせで「少しだけ上げる(1~2千円くらい)」というのが落とし所ではないでしょうか。

 

 

 

サービスの年回利用回数が制限される

例えばラウンジの利用回数に「回数制限」が付加されるというもの。

ラウンジ利用は年間10回まで・・・みたいな感じですね。

決済要件などとの組み合せ技もありそうです。決済要件をクリアした場合は回数制限が解除される・・・みたいな。

単体での導入よりも、組み合せ技としての導入なら十分ありそうな感じがします(^_^)

 

 

 

加入条件が厳しくなる

増え続ける恒久上級会員の増加を抑えようという切り口ですね。入口を絞る戦略。

十分可能性はあると思います。

ただコレも単体での導入でなく、サービス内容を絞る方向との組み合せとして導入される可能性が高そうです。

増加を単に抑えたとしても、直ぐにはサービス提供に必要な原資に余裕ができる訳ではありません。

既に条件をクリアして恒久的上級会員資格を持っている人からすれば、「どんどん条件厳しくしちゃって!」という感じでしょうかww

 

 

 

まとめ

他にも考えたら色々出てきそうですが、カエルの頭でザッと考えた感じではこんなところです。

5年後か10年後かはたまたもっと先なのか?それは分かりませんが、いつか来るであろう「改悪」の時に

『おおおぉ~予想が当たった~\(^o^)/』

となるかも知れない楽しみを仕込んでおこうと思い、昼休みを使って書いてみましたww

 

 

 

マイレージの世界はとっても楽しい!

マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。

お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)

私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)

一日中マイルのことしか考えてないよ

旅ガエル

これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)

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最後までお読み下さりありがとうございました。

by旅ガエル(@tabi_frog