ザ・リッツ・カールトン大阪にある「中国料理　香桃（シャンタオ）」のレビュー！

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今日は「ザ・リッツ・カールトン大阪」の中国料理「香桃」さんでお食事してきたお話です～。

2020年9月時点での、ディナーの様子をご紹介したいと思います。

とっても素敵な空間と、美味しいお料理と、ちょっぴりおちゃめなスタッフさんのおかげで、友達と楽しく幸せな時間を過ごして参りました。

入店。今日もやっぱり舞い上がる･･･

リッツさん恒例、迷子になる廊下をぐるぐしつつ、香桃さんをめざします。
廊下を突き当たって、日本料理の「花筐」さんの反対側なのですが、先に花筐のスタッフさんと目が合ってしまい、「すみません今日は香桃さんなんです･･･」と申し訳ない気持ちに。
反対側へご案内いただき、まだお客様も少なかったので、香桃さんのお店の前で記念撮影。
ですが。
楽しみと少しの緊張で舞い上がっていたので、人物なしのお写真を撮り忘れてしまいました･･･
語彙力が足らず言葉で伝えられないのが残念なのですが、扉の奥に広がる素敵空間をイメージさせる、素敵な入口でしたよ･･･！

そしてご案内いただいたお席は、お店のほぼ中央に位置する半円のソファ席。
桃色の天井が可愛らしいなぁと思いつつ着席。

あまりキョロキョロしてもいけないかと思い、サクッと座ってしまったので気づかなかったのですが、私の後ろの空間がとっても素敵でした。
友達が撮ってくれたお写真で気が付きまして、こちらに掲載しようか迷ったのですが、ド真ん中に私が映ってしまっているので、ホテルの公式サイトから画像を拝借いたしましたよ。

この棚を真正面から見るととっても映えるお写真が撮れます（笑）

お料理は全７品のコース料理です

今回のお食事は1泊2食付きのプランに組み込まれているものでしたが、おそらくシーズナルディナーで提供されているものだったのかなと思います。
そちらをアレルギー対応でアレンジしていただきました。飲み物は、折角なのでソフトドリンクではなく、中国茶をお願いしました。

ポットでの提供なので友達と一緒に。
ところでこちらの中国茶、少なくなるとスタッフさんがサッとポットをひいて差し湯して戻して下さるのです。
そうして楽しむものだということ自体は知っているのですが･･･終わりが見えない（笑）
何杯か楽しんで、結構薄くなってきたかな、次ポット少なくなったら新しいお茶頼んでみようか、なんてお話をしている間に気が付けばまたお湯が増えてるー！！みたいな。
折角足して下さったし、じゃあもう少し飲んでから、なんてことをしていたらお腹がチャプチャプに（泣笑）
結局ポットにまだ残った状態で違うお味の中国茶を頼んでしまいました。
もう差し湯大丈夫ですー！とスマートに伝えるマナーなどあったのでしょうか。
紅茶も中国茶も好きですけど、マナーには疎いのです。。。

さて肝心のお料理のご紹介を！
まずは「前菜の盛り合わせ」から。

大好きなクラゲが入っていてそれだけで嬉しいー！
一品ずつご紹介いただいたのですが、聞いた端から忘れていってしまいました･･･記憶力･･･
ちなみに左上のトマトの器の底には絵が描かれていて、私は龍、友達はヤギでした。
ヤギが縁起物だということを初めて知りました～！

お次は「北京ダック」。
最初にお肉ごと（？）テーブルに持って来てくださって、その後目の前で包んでいただきます。

北京ダックといえばあのパリパリした食感も楽しみなのですが、本当に上手に皮だけ切り取られていくのを眺めつつ、気になるのは残ったお肉の行方。
捨てられちゃうのは可哀そうだなぁといつも思うのです。
例えばこれが家だと（そもそも家で北京ダック食べませんが･･･）、お肉はチャーハンに入れよー！とか、なりますよね、きっと。
でもお店だと、今回は特に、一度お客様のテーブルに出したものですし（触ったりはしてないですけど）、また調理に使うかな？とかいろいろ考えてしまいました。
実際どうなんでしょう･･･
あ、もちろんいただいた北京ダックはおかわりしたいくらい美味しかったです！！
幸せのお味。

さて順調にお料理が続きます。
お次は「冬瓜と花しいたけ　地鶏の蒸しスープ」。

とっても優しいお味のスープでした。
具材がひとつずつだと、どれから食べようか迷います。。。

お魚のメインは「帆立と白身魚のあっさり炒め」でした。

人参の飾り切りが、友達と私で違って見せ合いっこしたりしつつ。
多分どちらも鳥なのは同じでした！
シェフの気分とか人参の大きさとかで変わるんですかね～。
スープに続いてこちらも名前の通りあっさりしていて、食材のお味をしっかり感じ取れる味付けがリッチな感じがします。

最初に「お好みでどうぞ」と出していただいた調味料（赤酢、中国醤油、豆板醤）をいろいろ試したりしつついただきました。
私は少しお醤油を足すのが好みでした。日本人～。

そしてお肉のメイン、「和牛フィレ肉の黒胡椒炒め」です。

胡椒ものっていますけど、予想していたよりソースもしっかり。
ここへきて濃いめの味付けです！
上に載っているきのこが珍しい品種だそうです。
名前を忘れてしまいましたが･･･（涙）
お肉大好きなのでペロリです。言うまでもなく美味しいです。
友達が食べてるところを写真に撮ってくれていたのですが、幸せそうな顔をしていました（笑）

だんだんメニューも終わりに近づいていき･･･お次は「黄韮と叉焼の煮込みそば」です。

中華そばって麺が太めのイメージだったんですが、こちらの麺はとっても細い麺でした！
この叉焼はさっきの北京ダックかな･･･違うかな。なんて思いつついただきます。
スープ（ソース？）に少しとろみがあって、見た目はそんなに多くない気がしていたのですが、一気にお腹が膨れてしまいました。
赤酢で途中で味変したり、楽しみながらいただきます。
細麺、スープがよく絡んでくれて美味しかったです。

さて、ここまで結構順調にお料理の提供がされていたのですが、デザートまで少し時間が空きました。
お店も混んでくる頃だからかな、と思っていたのですが、運ばれてきたデザートを見て納得。

「Happy Birthday」のプレートを付けて下さっていました。
実は今回一緒にお泊りした友達にバースデープレゼントを用意したくて（お部屋に）、事前にスタッフさんにお願いをしたりしていたのです。

ただお誕生日からは少し日にちが空いていたのと、日数的には私の方がお誕生日が近いという複雑ぶりで、友達が混乱するかもと思い、お部屋ご案内時へのスタッフさんからのお祝いのお声がけは控えていただくようにしていました。
なのでそんな情報をきっと確認してくださって、こっそりお祝いしてくださったのだと思います。
多分派手にバースデーソングを歌ったりすると友達大混乱だったと思うので（笑）
私も「お声がけは控えますね」と言っていただいていたので完全に想定外で、でも友達が嬉しそうにしていたので嬉しかったです。そんな「Chefのおすすめデザート」はマンゴープリンとごま団子でした。
もちろん美味しかったです～！

おちゃめスタッフさんからプレゼントをいただきました

食後のんびり過ごしていると、ちいさなポットなどを持ってスタッフさんが来てくださいました。
何だか楽しそう･･･？
「中国茶はよく飲まれるのですか？ぜひこちらも飲んでみてください」と、なんと香桃さんのオリジナル中国茶を入れてきてくださいました･･･！！

わー嬉しい！
お店の名前にちなんで、桃の香りがするお茶でした。
とても良い香りで飲みやすいお茶です。

実はご案内いただいたお席が一番眺めのよいお席だったこと、店内は数年前にリニューアルされたそうで、天井の色は「桃」色で、床のカーペットの柄も実は「桃」という文字であること、突き当りの壁は、桃の絵が描かれた陶器を砕いてつくられていることなども教えていただきました。
天井の色は気づいていましたが、それ以外は全く分からず、「そうなのー！」と感心しきりです。
桃に囲まれた空間だったんですね～( *´艸｀)
そしてご自宅でもどうぞ、とオリジナル中国茶を小さな箱に詰めてプレゼントしてくださいました。
ありがとうございます･･･！！
「わたくし、いつでもこちらにおりますので、中国茶で聞きたいことなどあればいつでもどうぞ！」とおっしゃっていただいたのですが、そんな気軽に来れる場所じゃないです･･･（苦笑）
でもとっても素敵でおちゃめなスタッフさんで、いただいたお名刺に取得されたお茶の資格が書かれていたのですが、きっとお仕事だからじゃなくて、好きだから取ったんだろうなぁと感じるような方でした。

おしまい

相変わらず、こういったお店でお食事をいただくのは緊張しますが、空間やお食事やスタッフさん方、とても心地よく過ごすことができるよう心配りがされていて、素敵だなぁと思いました。
何よりお食事が美味しいし！
そして最近私の中の思い込みに少し変化があったのですが、こういったお店のスタッフの方が、実は意外とフランクだったりおちゃめさんだったりするということ。
お客様に合わせた対応をされているといえばそうなのでしょうが、少なくとも、あまり気負わなくても大丈夫なのかも･･･？と思えるようになりました^ ^
そうは言ってもまだまだ背伸びしていく場所ですけれど（笑）
今回のお食事もとても楽しく幸せな時間でした～♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました！