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寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
ゴッホが最後の2ヵ月半を過ごした「オーヴェル=シェル=オワーズ」を走ったRUN日記!
私、顔に似合わずゴッホが大好きでして、今回のパリ旅でも訪れてしまいました「オーヴェル=シュル=オワーズ (Auvers-sur-Oise) 」。
実はこの地を訪れるのは3度目。いつも「真夏」に来ていましたが今回は「秋」。また違ったオーヴェルを見ることができました!
パリ市内から十分日帰りも可能(滞在時間を短めにすれば半日での日帰りも可能)です。
観光客自体まだまだ少ないですし、中国人観光客でごった返している状況にもなっていませんから、落ち着いて静かに観光できます!日本人にも殆ど出会いません(過去3回で一度も日本人に遭遇してません)。
また、パリ市内から30kmほどしか離れていないのに、自然が溢れていてビックリしますよ~
オーヴェル=シェル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)とは?
オーヴェル(オヴェール)=シュル=オワーズ (Auvers-sur-Oise) は、フランス・イル・ド・フランス地域圏ヴァル=ドワーズ県の村(コミューン)。シャルル=フランソワ・ドービニー、ポール・セザンヌ、カミーユ・コロー、カミーユ・ピサロ、フィンセント・ファン・ゴッホらが、この村へと着想を得るために赴いた。とりわけ、ゴッホはこの地で70点もの作品を描いた。また、この村はゴッホが最期を迎えた地でもある。ラ・ヴァレ・デュ・ソスロン小郡 (Canton de la Vallée-du-Sausseron) の小郡庁所在地。なお、フランス語の発音に近い表記は、「オヴェ(ー)ル・スュルワーズ(スュロワーズ)」である。
Wikipediaより引用
「オーヴェル=シュル=オワーズ」の場所はここ!
パリ市内から北西に約30kmの場所。
シャルルドゴール空港からパリ市内までの距離と概ね同じと考えていいかと思います。
なので、意外に近いのですよ!ランナーならパリ市内から走って行くことも十分可能な距離です。
行き方
出発地点によって異なると思いますので、下のGoogleMapを利用して出発地点からの経路はお好みでどうぞ!
一般的には、電車の場合、パリ市内からRER C線(電車)で「Saint-Ouen-l’Aumône(サン=トゥアン=ロモヌ)駅」まで行き、そこからTranjilien(電車)に乗り換えて「Auvers-sur-Oise(オーヴェル=シュル=オワーズ)駅」まで・・・というのが一般的。
下のMapには出てませんが「Saint-Ouen-Aumone」駅の直ぐ左側に「Pontoise(ポントアーズ)」という駅があり、その「Pontoise(ポントアーズ)」で乗り換えてもOK。「Pontoise(ポントアーズ)」の方が駅としては大きな駅です。
因みに「Auvers-sur-Oise(オーヴェル=シュル=オワーズ)駅」は「Zone5」に該当するので、Navigoで利用可能です。
季節によっては、パリ市内から「オーヴェル=シュル=オワーズ」までの直通(乗り換えなし)の電車も出ているようですが、本数も少ないです。
乗り換えもそれ程大変ではありませんから、直通電車にこだわる必要はないと思います。
今回私が辿ったルート
まずはホテルを出発。今回のホテルは16区パッシー駅近くのこのホテルに宿泊。
理由は場所からして安かったから(^_^;)。部屋は狭かったですが、従業員も愛想良いし、満足できました。
壁が薄い感じはあったかなぁ・・・
RER C線の最寄り駅まで歩き、そこから電車で「Pontoise(ポントアーズ)」まで。
今回私は、ポントアーズまで電車で行き、そこから「オーヴェル=シュル=オワーズ」まで走って(ランニングして)行きました。
帰りは「オーヴェル=シュル=オワーズ」から電車に乗ってパリ市内まで。
今回私が走った道を、GoogleMapでかなり正確に再現してみました。
距離にして10kmくらい。ほぼ平坦な道のりです。
今回はオワーズ川の直ぐ脇の散歩道?みたいなところを走って、オーヴェルに入ります。
走った道はこんな感じ!とっても長閑だし、落ち葉の香りがたまりません!この道の直ぐ右側にオワーズ川が流れています。
有名な絵に描かれている「現地」も沢山あるので、それらを楽しみながらゆっくり散歩するようにランニング!
オーヴェルに入ってからは、ランルートに沿って、ゴッホ由来の名所①から順番に回りながら、最後⑨の「オーヴェル=シュル=オワーズ駅」まで。
因みに、①から⑨までの直線距離は約1.5km程度ですから、駅から徒歩で十分に回ることが可能です。
では①から順番に辿ります。
①ガシェ医師の家
ポール・ガシェ(Paul-Ferdinand Gachet、1828年7月30日 – 1909年1月9日)は、フランスの医師。美術愛好家、アマチュアの画家でもあり、フィンセント・ファン・ゴッホの晩年における主治医であったことで知られる。
※Wikipediaより引用
その「ガシェ医師」が住んでいたマンションが残っていて、中を見ることができます!しかも無料\(^o^)/
ゴッホがこの庭で絵を描いてたんだ・・・と思うと、何か不思議な感じがします。その場所に自分がいるわけですから!
②オーヴェル城
「ガシェ医師」のマンション前の道を真っ直ぐ700m程進むと、今度はオーヴェル城が現れます。
上の写真の「庭」には無料で入る事が可能。
今回私は新たに出来ていた「美術館?」みたいなところに入ってみました。
1年前に来たときはこんな施設無かったです(確か工事していて入れなかった)。チケット売り場の人に聞いたところでは2018年に入ってから完成したようです。
美術館というよりは、「影像を使って印象派の歴史を紹介する資料館」と言った方が適切かも。
新しい施設だけあって、影像は綺麗だし楽しかったです。
入場料は9€
日本語のオーディオガイドもありました!
順路に沿って進むと、いくつかの部屋があり、そこで印象派の作品が影像として部屋全体に映し出されます。
しかも最初から最後まで私一人で貸切状態!もう最高!
写真では分かりませんが、映し出される影像はどんどん変化しますから写真で見るよりずっと迫力があります。もちろん影像に併せて音楽や解説も流れます。
お土産ショップも併設されてました。
ちょっと9€は高いかなぁ・・・と個人的には思いますが、後悔することはないでしょう。
ただ混んでたら後悔するかも・・・
その他「レストラン」も併設されてます。
③ラヴー亭
ゴッホが自殺を図ったとされる「ラヴー亭」
1階がレストラン。ゴッホが使用していた部屋の中(2階)も見学出来ますが有料なので、今回は前を通り過ぎるだけ(^_^;)
④市役所
「ラヴー亭」の道を挟んで反対には市役所
この絵も有名ですよね!
⑤公園
道沿いにちょっとした公園があって、ゴッホの銅像が建ってます。
自画像として描かれているゴッホとイメージが違うような気も・・・
⑥カトリック教会
駅前を左に折れ、細い道を少し上がると「カトリック教会」
今回3度目ですが、やっぱり実物を見ると感動します。ゴッホはこの辺で描いてたのかな・・・とか想像しつつ。
補修工事をやってましたね。
工事現場の人達、歌を歌いながら陽気に作業してました(^_^)
⑦カラスのいる麦畑
教会の前の道を更に上に上がっていくと、何もない野っ原みたいなところに出ます。
本当にタダの野っ原・・・なのですが、
ゴッホの作品に「カラスのいる麦畑」というのがあって、その現地がココ。
この場所私好きなんですよね。
今回もしばらくボーッと周りを見て佇んでしまいました。
⑧ゴッホのお墓
麦畑から300m程歩くと墓地があります。塀に囲まれていますが中に入れます。
ここにゴッホが眠ってます。
隣はゴッホの弟テオのお墓。
⑨オーヴェル=シェル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)駅
今回予定した場所を全て回り終え、最後は駅。
ポントアーズ行き電車の時間を確認するとまだ1時間以上時間がありました。
なので市役所前の広場に戻って、日光浴しながらサンドイッチを食べてボーッとします。
こういう時間が最高なんですよね!
電車の時間が近づいてきたので駅に向かいます。
ポントアーズ方面への電車は反対側ホームなので、地下道を通って反対ホームに向かうのですが、この地下道がまた凄い!
昨年はこの駅を利用しなかったのですが(走って来て走って帰ったから)、2年前の時の絵と変わっているような?
多分変わっているような気がします・・・ちょっと自信なし(^_^;)
・・・と言うことで、これにて今回のぶらり旅は終了!
まとめ
ゴッホ好きなら絶対に行くべし「オーヴェル=シュル=オワーズ (Auvers-sur-Oise) 」
パリから十分日帰り可能!
観光客で(いい意味で)賑わい過ぎていないので、ゆっくり過ごせる。
ランニングが趣味の人は是非ポントアーズから走ってみて!
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
今回の「オーヴェル=シェルーオワーズ」への旅も、マイルがあったからこそ実現させることができました\(^o^)/
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)