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寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」(@tabi_frog)です。今日は、
国際線を利用する場合の、空港への到着時間について。
飛行機に乗り慣れてないと、空港にいつ到着すればよいのか不安になるもの。
特に国際線の場合は、乗り遅れたりすると取り返しがつかなくなる可能性も高いし、かといって必要以上に早く到着しても待っているのが大変・・・(T-T)
・・・ということで、
今回は、「飛行機に乗り慣れていない人」を前提に、「空港到着から出発」までどのような手続が必要なのか?更に、空港には出発時刻のどれくらい前に到着していると安心なのか?について書いてみます。
※この記事は「国際線」への搭乗を前提にしています。「国内線」についてはこちらの記事をご覧下さい!
【国内線】空港へは何時間前に到着すべき?チェックイン~搭乗までの時間を短縮する裏ワザはある?
【国際線】空港到着~搭乗までの流れ
国際線の場合、空港到着~飛行機の搭乗まで、次のような順序となります。
特に国際線の場合は、飛行機自体が大きいケースが多いので、その飛行機に搭乗する人数も多くなりがち。そうすると、それぞれの手続に時間がかかる傾向が強まります。
また、国内線では必要ない「出国審査」という手続も必要となるので、おのずと搭乗までに時間がかかることになります。
それでは順を追って説明しますね
旅ガエル
チェックイン(+荷物預け)
「チェックイン」とは、簡単に言うと「飛行機の予約を確認して搭乗券をもらう手続」のこと。同時に、荷物を預ける手続も行います。
場所は予約した航空会社のチェックインカウンター。国際線の場合、ここでパスポートを見せる必要もありますね。
最近は「Webチェックイン」など事前にチェックインを済ませておくことも可能になってきていますが、「飛行機に乗り慣れていない」人だと、有人のチェックインカウンターを利用するのが無難かと思います。
更に、海外旅行の場合、機内に持ち込めるだけでの荷物では足りず、荷物を預け入れる必要があると思いますから、いずれにしてもチェックインカウンターへの立ち寄りは必須と考えるべき。
このチェックインカウンターでの手続に、非常に時間がかかる場合があります。特に年末年始やGWなどの連休のときは待ち時間が強烈に長くなる。
ファーストクラスやビジネスクラスなど、上級クラスに搭乗する方は専用カウンターが利用できるのでそれ程心配する必要がありませんが、エコノミークラスのチェックイン待ちは長い行列ができること必至です。後ろの方に並んだ場合、30~40分ほど、酷いときは1時間以上待たされることはも覚悟して下さい。
※写真は成田空港ハワイアン航空のチェックインカウンターの様子。3時間以上前に行ってもこの行列でした(T-T)。連休ではなく普段の日です。
羽田や成田などの日本国内の空港の場合、ANAやJALの飛行機を利用するなら早朝からいつでもチェックインできますが、それ以外の航空会社を利用して海外に行く場合は、「出発時刻の3時間前※1」になってはじめてチェックインカウンターがOPENします。なので、良かれと思って5時間も6時間も前に空港に到着しても、チェックインできませんから気を付けましょう。
チェックインカウンターでの待ち時間、少なくとも、
30分
は必要だと考えましょう!
※1 空港や航空会社によって多少異なりますが、出発時刻の3時間前というのが一般的です。
※チェックインカウンターの待ち時間を短くする裏ワザ
【裏ワザその1】
利用する航空会社がANA又はJALの場合は、「ANAカード」又は「JALカード」を持っていると、エコノミークラスを利用する場合でも「ビジネスクラスチェックインカウンター」を利用することが可能になります(ツアー利用の場合など一部の場合は利用不可)。
ANAの場合は、ワイドカード以上の「ANAカード」を持っていると、ビジネスクラスチェックインカウンターが利用可能。
JALの場合は、どのクラスの「JALカード」でもビジネスクラスチェックインカウンターの利用がOKです(普通カードでもOK)。
「ビジネスクラスチェックインカウンター」を利用することができれば、チェックインまでの時間を半分程度に短縮することが可能です。
【裏ワザその2】
航空会社には、その航空会社を頻繁に利用する顧客を優先的に取り扱う制度が用意されています。
いわゆる「上級会員」というやつです。
この上級会員には「専用のチェックインカウンター」が設置されていて、殆ど待つことなくチェックインすることが可能です。
※上級会員に興味ある方は、この記事の最後にリンクを張っておきますのでどうぞ(^_^)
保安検査
機内での安全を維持するために、危険物を身につけていたり機内持ち込み荷物の中に入っていないかがチェックされます。それがこの「保安検査」。
パスポートと搭乗券(先ほどチェックインカウンターでもらった搭乗券)を見せて本人確認がされると共に、人体と機内持ち込み荷物の全てについてX線や金属探知機を利用した検査が行われます。
飛行機に乗り慣れている人は何をどうすれば良いのか分かっているので比較的スムースに進みますが、はじめての人だとなかなかそうは行きません。今でこそ私も慣れましたが、最初は良く分からなかった(^_^;)
なので、飛行機に乗り慣れていない人が多いと、この保安検査も非常に時間がかかります。
特に最近は、海外旅行する日本人がとても増えてきてますし、更に加えて、外国人旅行者も急激に増加しているので、出発便が重なる時間帯では国際線の保安検査場が大混雑します。
日本の保安検査は(外国の空港でのそれに比べると)非常に優秀だと思いますが、それでも30分近く待たされるケースもなくはない。
保安検査場での待ち時間、少し余裕をみて、
30分
は必要だと考えましょう!
※保安検査場の待ち時間を短くする裏ワザ
保安検査場には「優先レーン」が設置されているケースが多くあります※2。
この「優先レーン」、誰でも利用できるわけではありませんが、利用できるとかなりの時間短縮になります。
※2・・・プライオリティレーン、ゴールドトラックなどと称される場合もあります。
次の2枚の写真は、羽田空港国際線ターミナルでの、同じ日・同じ時刻での保安検査場「一般レーン」と「優先レーン」の写真です。一目瞭然で違いが分かるはず。
【一般レーン】
【優先レーン】
優先レーンの利用条件は、その空港によってかなり違いがあるのが現状です。
なので、利用する前に空港に確認しておくのがベスト。
一般的には、
(1)「ファーストクラス」「ビジネスクラス」利用者(羽田空港ではビジネスクラス利用者でも利用不可となってます(2018年12月現在))
(2)航空会社の上級会員
このうちいずれかの条件を満たしていれば、保安検査場の「優先レーン」の利用が可能となります。
出国審査
保安検査通過後に待っているのが「出国審査」。パスポートに「ハンコをぺたん!」と押してくれる所です(^_^)
出国審査も、外国人観光客の増加が原因で、混み合うケースが多くなってきているように感じます。場合によっては20分くらい待たされるケースもあるようです。
・・・が安心して下さい!
日本国内の国際空港では、「顔認証ゲート」が設置されているので、日本のパスポート保持者はこの「顔認証ゲート」を利用することができます(一部未設置の空港も有)。
なので出国審査(帰国時の入国審査も同じ)についてはそれ程時間を気にしなくても今のところは大丈夫そうです。
保安検査場での待ち時間、
10分
みておけば十分だと思います(顔認証ゲートを利用することが前提)!
出国審査の待ち時間を短くする裏ワザ
上で説明した「顔認証ゲート」は特に登録する必要もなく、日本のパスポート保持者であれば誰でもその場で利用できます。
一方、事前に登録が必要な「自動化ゲート」というものも存在します。顔ではなく指紋で認証するのが「自動化ゲート」。ただしこの「自動化ゲート」の利用には事前に利用者登録が必要となってます。少し面倒ではありますが、事前登録が必要なだけに利用者が少なく、自動化ゲートが混雑している場面に遭遇したことは一度もありません。
なので、少しでも早く出国審査(及び帰国時の入国審査)を通過したい方は、この「自動化ゲート」の利用者登録を行っておくのがベストです。もちろん私も自動化ゲート、登録して利用しています(^_^)v
自動化ゲートが設置されているのは、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港の4つです(2018年8月現在)。また、自動化ゲートを使っても、通過後すぐに審査官に申し出ればスタンプは押してくれます。「すぐ」でないとダメですよ
自動化ゲートについてはこちら
顔認証ゲートについてはこちら
搭乗
飛行機の場合、事前に座席が決まっていることもあって、それ程搭乗に急ぐ必要もありません。
・・・が、
自分の座席近くの荷物入れを確実に確保したい、
渋滞待ちを避けてさっさと座席に着きたい、
早く座席について、一刻でも早く眠りたい、
なんて方も多いかもしれません。
しかし、飛行機に搭乗する順番は、明確にルールが決められています。
ここでも、
「ファーストクラス利用者」「ビジネスクラス利用者」「航空会社の上級会員」に該当すれば優先搭乗が利用できます。
優先搭乗についてはこちらの記事も参考にどうぞ!
飛行機の「優先搭乗」する人って何者なの?とか思ったことありますよね
まとめ
【空港到着の目安時間】・・・国際線を利用する場合
安心時間 | ギリギリ時間 | |
年末年始、GW、お盆 | 3時間半前 | 2時間前 |
上記以外 | 3時間前 | 1時間半前 |
今まで説明した流れや待ち時間を考えると、私がおすすめする空港到着時間は上の通り。
基本的には「安心時間」をオススメします。
空港に到着するまでの間に何らかのトラブルが発生する可能性もありますし、
空港内で予想外のトラブルが起こる可能性だってある。
せっかくの海外旅行、少し時間に余裕をもって、ゆったり気分で準備するのが正解だと思います。
少しでも時間を短縮したい人は、「上級会員」を狙うのも正解!
「チェックインカウンター」「保安検査場」「搭乗」の3つの場面でそれぞれ優先的な取り扱いを受けることができるので、空港での余裕が断然違いますよ!
ANAの上級会員「SFC」はマイル修行してまで取る価値・必要があるのか?
JALの上級会員「JGC」はマイル修行してまで取る価値・必要があるのか?
マイレージの世界はとっても楽しい!
マイレージ制度、ちょっと複雑ではありますが、一度理解して使いこなせるようになると本当にお得です。
お得な使い方などを見つけるのは、なんだか「法律の抜け道」を探しているようでワクワクしてしまいます(^_^)
私はマイルの魅力にどっぷりとハマってしまいました(^_^;)
旅ガエル
これからもたくさん貯めて思いっきり使いたいと思っています(^▽^)
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最後までお読み下さりありがとうございました。
by旅ガエル(@tabi_frog)