マリオット「ライフタイムステータス」生涯エリート資格を目指すのはアリ？

ようこそブログにお越し下さいました。

寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」（@tabi_frog）です。今日は、

Marriott BONVOYのライフタイムステータスについて。

生涯プラチナ･･･といった夢のようなステータス＼(^o^)／

何かの条件を達成したらご褒美がもらえるって楽しいですよね！

高い山があったら登ってみたくなるように、達成するのが難しい条件があるとそれをクリアしてみたくなるもの。

当然達成する人は全体から見ると数少ないわけなので、その希少性に惹かれる部分も大いにあったりします。

そんなステータスの中でも大人気の1つと言えるのが、旅行好きなら持っていて損はない『Marriott BONVOYのエリート会員資格』。

既に持ってるよ･･･という方も多いでしょうキット！

Marriottのステータスおさらい

最初にマリオットボンヴォイプログラムにおける「エリート会員資格（ステータス）」について簡単におさらいです。

種類	条件	レイトアウト	朝食・ラウンジアクセス	部屋のUG	ボーナスポイント
シルバーエリート	10泊～	△	×	×	10％
ゴールドエリート	25泊～	14時まで	×	〇	25％
プラチナエリート	50泊～	16時まで	〇	〇（スイート含）	50％
チタンエリート	75泊～	16時まで	〇	〇（スイート含）	75％
アンバサダーエリート	100泊＋2万US$	16時まで	〇	〇（スイート含）	75％

※細かい部分の条件や特典は敢えて記載していません。一部対象外のホテル有

基本的には、1年間（1月1日～12月31日）の宿泊実績により翌年のステータスが変動するというシステムになってます。

特にプラチナエリート以上になると、「ラウンジアクセス」「ウェルカムギフトとして滞在中毎日の朝食が選択可能」「16時までのレイトチェックアウト」「部屋のUG対象にスイートルームが含まれるようになる」という特典が追加されることもあり、ステータスの魅力や価値がグンっと上がります。

「プラチナチャレンジ」という制度もあったりするので、そんな魅力あるプラチナステータスの獲得を目指している人も多いようです！
Marriottプラチナチャレンジ2022～2023　ベストシーズン到来！条件～手続、期限など

ライフタイムエリート会員資格の条件

そんな魅力的な「プラチナステース」ですが、実は、一度条件を達成すると一生涯プラチナステータスが続く･･･というライフタイムエリート会員資格も用意されています。

ライフタイムエリートはこの3種類！

種類	達成条件
ライフタイムシルバーエリート	対象となる宿泊250泊＋シルバーエリート以上の資格保持5年間
ライフタイムゴールドエリート	対象となる宿泊400泊＋ゴールドエリート以上の資格保持7年間
ライフタイムプラチナエリート	対象となる宿泊600泊＋プラチナエリート以上の資格保持10年間

SPGアメックスを発行すれば「ゴールドステータス」は維持できてしまうので、わざわざライフタイムエリートを狙う必要性は乏しいと思いますが、「ライフタイムプラチナエリート」はちょっと魅力ですよね！

一生涯、「ラウンジアクセス」「ウェルカムギフトとして滞在中毎日の朝食が選択可能」「16時までのレイトチェックアウト」「部屋のUG対象にスイートルームが含まれる」の特典を受けられるというのは羨ましい限り。

ただしその分、達成する為の条件はかなりハードルが高くなってますね(T-T)

特に

『プラチナエリート以上の資格保持10年間』

が大変だなぁと思います個人的には。

でも高い山であるからこそ、達成感もそのリターンも大きいわけですよね！

プラチナを10年･･･ということは、50泊以上する年が10回必要になるのでかなりハードです。

お金も時間も相当かかりますよね(^_^;)

因みにマリオットポイントを利用した「無料宿泊特典」での宿泊も、「対象となる宿泊」にカウントされます！この点は会員規約にも明記されていて、

4.2.c. 無料宿泊特典滞在はエリートナイトクレジットに加算されます。

となってる。もちろん「4泊分で5泊滞在特典」を利用した場合は、5泊分カウントされます。
マリオットポイントでの無料宿泊特典は「５連泊」が最もお得だよ！～「４泊分で５泊滞在特典」～

一方で注意しないといけないのは、「プラチナエリート以上の資格保持10年間」のカウントの仕方。

実際にエリート要件（例えば宿泊数）を達成した年しかカウントされないので要注意です！

この点は規約4.2.e.iにもちゃんと明記してあって、

i. ライフタイムエリート会員資格を獲得するには、会員はロイヤルティプログラム参加中に、以下のライフタイムエリート会員資格条件 (4.2.f.) を満たす必要があります。「有資格年」とは、会員が当該の有資格年中にシルバーエリート、ゴールドエリート、プラチナエリート、チタンエリート、またはアンバサダーエリートの最低要件を達成することでエリート会員資格 (シルバーエリート、ゴールドエリート、プラチナエリート、チタンエリート、またはアンバサダーエリート) を獲得することができる1暦年です。前記のように、会員がシルバーエリート、ゴールドエリート、プラチナエリート、チタンエリート、またはアンバサダーエリートの会員資格を達成した1暦年のみが、会員がエリート会員資格の特典を保持する時間の長さに関わらず、有資格年と見なされます。たとえば、ある会員が、2019有資格年中に対象となる宿泊日数25泊を達成することでゴールドエリート最低要件を満たし、2019年の残余期間と2020年全体を通じてゴールドエリート会員となった場合、2019年は1年の有資格年と見なされます。2020日年中にその会員がゴールドエリート最低要件を満たさなかった場合は、2020年は会員の有資格年とは見なされません。

特に黄色部分に大事がことが書いてあります。

要は「エリート特典」を受けられる年であっても「エリート要件（例えば泊数）」を達成しなければその年はカウントされない･･･ということです。

なかなか厳しいね(T-T)

旅ガエル

これに関してふとこんな疑問が生じたので、マリオットデスクに聞いてみました。

『SPGカードを持てば自動的に「ゴールドエリート」になるけれど、これによって得られた「ゴールドエリート」は資格保持の年数にカウントされるのか？』

「ライフタイムプラチナエリート」を目指す人には直接関係ないど、「ライフタイムゴールドエリート」が気になっている人には大事かも知れないし･･･ね。

結論としは「資格保持の年数にカウントされる」との回答でした。良かったね(^_^)ｖ

MEMO

超激レア！「ライフタイムチタンエリート会員」

実はMarriott BONVOYプログラムの移行期（従来の3つのホテルプログラムが1つに纏まったとき）の措置により、「ライフタイムチタンエリート」というステータスが一瞬だけ発生したことがあります。生涯チタンエリートが続くというまさに夢のようなステータス。現在は残念ながら「ライフタイムチタンエリート」を目指すことはできなくなってしまいましたが、ステータス自体は今でも続いているので、あなたの周りにもそんな超激レアな人が潜んでいるかも！

会員規約4.2.f.iiにもちゃんとそのことについて記載されています。

ii. レガシープログラムライフタイムエリート会員資格条件によるライフタイムエリート会員資格の達成は2018年12月31日をもって終了しました。同じく2018年12月31日に終了したライフタイムプラチナプレミアムエリート (現在ライフタイムチタンエリート) 会員資格の達成もこれに含まれます。

SPGカードを発行すればハードルが下がる？

そんな「ライフタイムプラチナエリート」を狙う場合は、SPGアメックスカードを発行しておくと少しだけハードルが下がるのか･･･について検討。

SPGカードを発行すると、毎年5泊分のエリートナイトクレジット（宿泊実績）が自動的に付与されますが、この5泊分もライフタイム条件の「対象となる宿泊」にカウントしてもらえると嬉しいけど･･･

残念ながらこれはノーカウントだそうです(T-T)･･･（2020年5月22日マリオットデスクに確認）。

MEMO

この点マリオットデスクの複数の担当者に確認して得た回答に基づいて記載してます。ただ実際にはカウントされてたりしていそうな雰囲気がプンプンしますけどww

因みにこの5泊分は（ライフタイムではなく）毎年のエリート資格の判定にはカウントされます。不思議だね？

もしこれがカウントされると10年間保有していれば「50泊分」のエリートナイトクレジット（宿泊実績）となるので、本来必要な600泊のハードルを50泊分引き下げることができるんですけどね～

逆に、SPGカードを更新した2年目以降にもらえる「SPGカード特典としての無料宿泊」での1泊はカウントされるとの回答でした。

ややこしい･･･

それでもカードを10年保有していれば2年目以降毎年もらえる「SPGカード特典としての無料宿泊」で9泊分はカウントを底上げできますね。

あとはやっぱりマリオットポイントを沢山貯めて、それを使った無料宿泊特典で宿泊実績を積み上げるのが1番効率が良いのかも･･･

なおSPGカードとは直接関係ありませんが、

「プラチナエリート 50泊の年間チョイス特典オプション」「チタンエリート 75泊の年間チョイス特典オプション」においてそれぞれ選択的にチョイスできる「5泊分のエリートナイトクレジット」は「対象となる宿泊」としてカウントされるとのことなので、これらも上手に利用すれば宿泊数のハードルを少し下げることが可能ですね！

実際に宿泊していなくても「プラチナエリート 50泊の年間チョイス特典オプションやチタンエリート 75泊の年間チョイス特典オプションで選択する5泊分のエリートナイトクレジット」はライフタイムでカウントされるのに、SPGカードを持っていることによって毎年付与される「5泊分のエリートナイトクレジット」はカウントされないというのは、なんとなく納得いかない感じがしますが、そういうルールならそれに従うしかありません🤔